10月6日(日) 中央競馬血統回顧

どうも、ミラノです。

今週も血統からの回顧を行っていきたいと思います。まずは、予想した競馬場の馬場状態を確認していきましょう。

東京競馬場

10月4~6日(東京含水率)

想像以上に馬場の良化が速かった印象。掲示板内の馬を見てみると順当に条件のいい馬が結果を残していたように見受けられます。芝では日本型の血統、ダートでは米国型。長距離レースになると欧州型+日本型とセオリー通りの予想でよかったのではないでしょうか。穴を引くなら土曜だったでしょうかね。特にダートは足抜きもよさそうな含水率でした。逆に芝は多少重くなるので良馬場開催といっても実質やや重といった感じだったでしょうか。

京都競馬場

10月4~6日(京都含水率)

こちらは日曜にかけて一気に良化しましたね。そもそもそこまで雨も降っていなかったので当然か。こちらも順当な血統が着を残していましたね。特に日曜はディープ系がかなり優秀な数値。こうなると血統で穴を引くのは難しくなりますよね。


新潟競馬場

10月4~6日(新潟含水率)

週末にかけて雨が降り、馬場が悪化していったような感じでしょうか。ただレースをするにしたがって回復していたようです。特に日曜の後半は良馬場開催に変わっていましたから、前日予想する身としては非常に難しい条件でした。こうなってくるといつも通りの血統では決まらなかったのではないでしょうか。こういう「反条件」の時は穴目をしっかり狙っていきたいですね。


これらを踏まえてレースの回顧をしていきましょう。


京都1

血統はまとめて走るということを体現したようなレース。先行力のあるパワー型が本線で条件替わりの馬も素質を見せた。

1着 フィニアル

血統本命馬だったが条件替わりがすべてこの馬にとっていい方向へと働いた。(芝→ダート・距離短縮)ただ延長がいいとは思えないので、この条件がベストか。

2着 ライジングペガサス

1着馬のフィニアルと同じA.P.Indy系。血統でまとめて走ったパターンで個人的には推奨まではいかなかったが抑えておきたい一頭。外目スムーズからの追い上げでまだ脚を余していたようにも見えるので、延長でも。


東京6

やや重でのダート開催。その分だけ反条件の血統が力を見せた印象。

1着 ネオブレイブ

牡系にロベルト系を持ち、馬場には適応。またロベルト系らしい素晴らしい末脚を発揮。短縮がハマったのは意外だったが、できればもう少し伸びても。展開自体は恵まれたものとは言えない。その中でこの勝ち方なら再評価。

2着 グレートバニヤン

やや重の分だけ芝よりの血統が活きたか。メンディと早めのたたき合いをした分だけ捕まった印象。馬場にも恵まれた面があるため、次走良馬場での条件なら不安視。


東京8

馬場も回復し、ディープ産駒に期待したが、展開に恵まれず。

3着 ロザムール

逃げた中で血統面も展開面もハマる。欧州型らしい粘り強い逃げを見せた。他馬がまともなら差し切られていただけに次走はどうか。

5着 セリユーズ

道中で前が詰まったのか騎手も手綱を引き、馬も頭が高いまま追走。スムーズといえない中で上りは使った。条件は悪くなく、人気落ちるなら次走も。


京都10

1・2着馬差し切り、3・4着馬逃げ粘りとはっきり分かれた。前者は後方一気の強い競馬。後者も見せ場は作る。

2着 テーオージーニアス

ゴールドアリュール産駒で条件ベスト。短縮もうまくハマり、同条件なら次走も。

5着 メイショウコゴミ

先行集団に付け追走。最後まで脚は使っていたので再度。条件は悪くない。


新潟11

5着 エントシャイデン

さすがに後ろから行き過ぎたか。馬場の回復を見越して狙った一頭だが上位が強かった。上りは一位であの位置から5着なら次走条件次第で再度。


東京11

前日からディープ向きの馬場だったが、各馬がどういう競馬を狙ったかで着が大きく分かれてしまった。重賞あるあるではあるが納得はいく競馬。上位馬3頭はそもそもの地力上位。4~6着を見ると欧州系のスタミナ血統なだけにアエロリットが作った速い流れをどれだけ粘れたかという競馬に映る。

1着 ダノンキングリー

出遅れから最後方。ただ直線でのスピードは素晴らしかった。実力上位であることを見せつけられた。後ろからでも古馬相手にやれることを示したので、次走以降も軽視できないか。

7着 ギベオン・9着 ケイアイノーテック

上位馬が強いと見越してか、強気の先行策。アエロリットの速いペースについていき失速。条件ベストだったこともあるが勝ちに行った競馬を見せてくれた。相手次第ではもっとやれておかしくない。

特にケイアイノーテックは次走短縮なら再度。ギベオンは同条件ベストか。次走はデットーリに乗り替わりらしいのでいろんな意味で注目。


京都11

前残りの結果となったが、狙った馬は正反対の乗り方。ただ上位人気馬の評価はこの一走では変わらないか。逆に鞍上の評価が変わりそうな一戦だった。

3着 シルヴァンシャー

前残りの中で外から差し3着。ディープ産駒らしい力強い直線。下級条件連勝ということで多少舐められていた感じはしたが評価見直しか

6着 グローリーヴェイズ

馬が行きたがったのか先行策をとったが、裏目に。ラストばてたように映るのでいいようにとらえれば戦法が定まったとみるべきか。逆に柔軟さを欠いているともいえるので次走は条件ともに注意したい。



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