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コロコロプライムシーズン1を使ってみた話とシーズン2について思うこと

月刊コロコロコミックの読者になって25年が経った。初めて読んだコロコロは爆走兄弟レッツ&ゴーでネオトライダガーがビークスパイダーに勝つ話が載っている号だった。

そんな私が常々思っていたのは、「コロコロ好きなんだけど、毎月買っていると結構スペースを圧迫する」という事だ。どれだけ手放したくなくても、数カ月に一回は捨てないといけない。

そんな私にとって革命的だったのが今年の春ごろに始まったコロコロプライムだ。これは、コロコロを4か月分オンラインで買えて豪華な付録が付き、会員専用の懸賞に応募できるというものだ。本誌をオンラインで読めて、付録が登録した住所に届くサービスは過去も不定期にやっていたが、コロコロプライムと銘打って4カ月やるサービスは今回が初めてだ。

この記事を書いている6月15日現在、コロコロプライムシーズン2の申し込みが始まっている。シーズン1を使った私が、コロコロプライムの利点と欠点、並びに現時点で見えているシーズン2の利点と欠点について解説する。


コロコロプライムの利点と欠点

コロコロプライムシーズン1を利用しての利点と欠点について書いてみる。

最大の利点は発売日の午前0時からオンラインで読める事。フラゲが可能な都市圏ならばメリットは感じないかもしれないが、発売日当日の本屋さんが開く時間帯(10時くらい)からじゃないとコロコロが買えない地方の人間にとっては大きなメリットだ。ツイッターで発売日の午前0時から新しいコロコロの話をしている人を見て、ぐぬぬって顔にならなくていい。

個人的に感じる利点は荷物がかさばらない事。コロコロは分厚い。1/144のガンプラの箱やミニ四駆の箱と同じくらいの厚みがある。そんな雑誌を毎月買っていたらスペースを圧迫してしまう。しかし、コロコロプライムなら本誌はオンラインで読めるので場所を取らなくていい。

第三の利点はコロコロのコミックス1巻を無料で読める事。タイトルは月ごとに変わるし、読めるのも3種類ほどだが、人気のあるいい漫画が読めるので結構嬉しい。今月は『リッチ警官キャッシュ!』の1巻を読んで「あー、初期のキャッシュってこんな感じだったわ。面白くて好き」って気分になった。

利点について語ったが、以下は欠点について。

欠点の1つは紙で買った方が早くなるケースがある事。日曜日発売のコロコロの場合、地方でも土曜日にフラゲで買えてしまうケースもある。その場合、紙で買った方が情報が早く入手できるのでプライムのうまみがなくなってしまう。

次に付録が届くまでにタイムラグがある事。ここで言う付録とはスクープポスター(デュエル・マスターズやベイブレードなど)袋とじ(6月号のレーザーミニ四駆のスクープ)や別冊マンガ(5月号のデュエル・マスターズの新シーズン1話の漫画)など。これは発売日より遅れる事がある。どうやら、15日もしくは16日に届くように発送しているようなので14日発売のコロコロなどは紙で買った方が付録や別冊の漫画などの情報は早く入手できる事が判った(6月号がそうだった)。これは今後改善されるかもしれない。

個人的に感じたシーズン1の利点と欠点について語った。後述する2つのプランの利点と欠点を読んで、「プライムは合わない」と思った人は紙のコロコロを買うのがいいと思う。


デラックスの利点と欠点

コロコロプライムシーズン2は2つのプランがある。サイト上は3つと言っているが、本誌が読めるのはデラックスとアドバンスの2つなので実質2つと言ってもいいだろう。その中でまずは、豪華プランであるデラックス(おそらくシーズン1と同じ)の利点と欠点を見ていこう。

・利点1:会員専用の懸賞がある

利点の1つ。シーズン2対象の8~11月号、全てで懸賞があるかどうかは不明だが(シーズン1では6月号では会員専用の懸賞はなかった)今のところ、やるように告知されている。デラックスの会員は人数が限られているので、この懸賞も当たりやすい。私も応募してデュエル・マスターズの1000円程度の構築済みデッキが当たった。

・利点2:特別付録がついてくる

コロコロで紹介しているホビーやゲームで使えるお試しセットのような付録が色々ついてくる。デュエル・マスターズのカードに関しては今では入手困難なものもあるので、そういう点では結構いいかもしれない。

・欠点:普通にコロコロを買うより高い

これが唯一の欠点。今、コロコロは600円くらい(付録によって変動する)だが、デラックスのプランだと月額980円だ。

そうは言っても、一般的な雑誌で計算すると普通の値段なのでこの数字を見て高いと思わなかった人は迷わずデラックスに申し込むといいと思う。


アドバンスの利点と欠点

つづいて紹介するのはアドバンスの利点と欠点だ。

・利点:安い

アドバンスは機能を絞ってある分、安い。月額500円だ。上記の文章で今のコロコロは600円くらいと書いた。つまり、紙のコロコロを買うより安いのだ。ものすごいメリットと言える。

・欠点:通常の付録が届かない

これがアドバンスの唯一にして最大の欠点。「付録なんていらねーじゃん」と言う人もいると思う。しかし、ここでいう付録には上述のスクープポスター、袋とじ、別冊の漫画なども含まれる(はず)。コロコロは人気のホビーはスクープポスターで毎月、大々的に紹介している。ベイブレードやデュエル・マスターズなどがその例だ。また、夏ごろには別冊で人気の漫画の長編が描かれる事が多い。でんぢゃらすじーさんの長編は毎年、夏や秋に別冊付録で収録されるので、アドバンスだとこれが読めなくなる可能性がある。

袋とじ、ポスター、別冊付録がどうしても読みたいという人はアドバンスは向かないかもしれない。


総評

シーズン1を利用し、シーズン2について予告がされた現時点で思った事を書いた。

まとめると、コロコロプライムは利点もあるが欠点もある。紙で買う以外の選択肢が増えたのはいい。これに尽きる。

現時点で私は紙か、デラックスか、アドバンスか、と迷っているのが事実だ。正直、アドバンスが『発売日の午前0時に本誌が読めて、付録は自宅に届く』プランだったら迷わず申し込んでいたんだが。

この記事が「コロコロプライムって何?」という人や「申し込んでみようかな?」と思う人の判断の助けになれば幸いである。

以上。

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