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【有料】10/14シティリーグシーズン1茨城使用 化石デッキ解説

こんにちは、葱です。
今回は10月14日に行われたシティリーグ茨城で使用したラムパルド+アバゴーラの化石デッキの解説をしようと思います。
葱とれたての二人で使用し成績は、

葱 4勝2敗 29位 CSP20ポイント
れたて 3勝3敗 55位 CSP10ポイント

とあまり良いものではありませんでした。
しかし、デッキには自信があり今後のメタゲームの動き次第では残りのシティリーグで使っても強いデッキだと考えているので今回は有料記事にしました。
私自身もし今週もう一度シティリーグに出れるとしたら同じものを使っていると思います。
レギュ落ちも控えていますので、興味を持ってくれた方だけ読んで頂けたらと思います。

■デッキ作成の経緯

拡張パック「オルタージェネシス」で「グズマ&ハラ」というカードが登場しました。
これにより「ポケモンけんきゅうじょ」を安定して使うことができるようになるため、化石系統のデッキは強化されると考えました。
「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX(以下3神)」という環境を大きく変えるカードも登場し、これに勝てない非GXのデッキは数を減らすと予想しました。
そのため化石の中でもわざ「ワイルドボンバー」でTAGチーム相手に強く戦うことが出来るラムパルドを軸としたデッキが強力だと考えました。
同時に「混沌のうねり」というスタジアムで展開するタイプのデッキにはつらいカードも登場しましたが、調整の結果「リセットホール」のマーシャドーをしっかり使っていけば問題ないということがわかりました。
こうしてチャンピオンズリーグ東京の候補デッキとして化石デッキを調整していたのですが、この時の構築ではどうしても3神ケルディオに対して安定して勝つことができませんでした。
また、この時はメタゲームが定まっておらず、どんなデッキと当たるかわからないという環境でもありました。
3神が強いということもそこまで周知されておらず、苦手な非GXを使うプレイヤーも一定数いる可能性がありました。
そうして前日に化石デッキは諦め、代わりに使ったのがグランブルデッキでした。
グランブルデッキは下の連続ツイートで解説しているのでそちらを読んでください。

そうしてチャンピオンズリーグ東京が終わり、上位デッキはほぼ全てTAGチームという結果になりました。
大会が終われば強いデッキを皆認識するようになり、ある程度メタゲームは固定されていきます。
そうなるとメタ外の非GXを踏むことも少なくなり、化石デッキは強いのではないか?と思い、シティリーグの候補として再び考えることになりました。
3神ケルディオに勝てなかった問題も、構築をいくつか改良することによって改善されました。

■シティリーグメタゲーム考察

チャンピオンズリーグ東京で優勝した「メルメタル&ルカリオGX(以下メルルカ)」のデッキは非常に強力でした。
それ故にこのデッキに対して有利の付くことができるデッキが数を増やすだろうと予想しました。
具体的に言うと「レシリザ」「ズガアゴ」「ピカゼク」「ウルネク」がそれに当たります。
これらのデッキはシティリーグが始まる前の自主大会イベントやジムバトルでも良く見かけるようになりました。
これらのデッキが流行ることによってメルルカ自体は勝つことが厳しくなり数を減らすと予想しました。
メルルカが数を減らすのであれば3神もまた勝ち上がってくる可能性があります。
「オーロット&ヨノワールGX(以下オロヨノ)」や「ジュジュベ&ハチクマン」も登場したためハンデスデッキやLOデッキも使う人はいるだろうと考えられます。
このようにメタゲームは非常に入り組んでいて予想するのが困難な状況でした。
(もう一つ候補として用意していたデッキが「カプ・レヒレ」を入れたレシリザで、レシリザは上記したピカゼク、ウルネク、3神に対して有利を取っていると考えていたので唯一不利を取るズガアゴをカプ・レヒレで対策したものでした)
化石デッキと言うと「相性ゲー」なんじゃないかと思うかもしれませんが、この入り組んだ環境では何を使っても結局相性が不利な相手は出てきてしまいます。
その点化石デッキは「TAGチーム全般」と「闘弱点のGX」相手に強いため、実はかなり広い範囲に対して有利を付くことができるデッキだと言えます。
また、他のデッキのデッキ相性は「有利」と言ってもせいぜい6~7割程度の有利であることが多いですが、このデッキの場合TAGチームに当たればよほどの事故がなければ高確率で勝つことができるのも魅力です。
今回構築の細部を考えるに当たって意識したのは「何に当たっても勝ち筋を作れるようにする」ということでした。
環境が予想できないので、どのデッキに対しても出来るだけ広く見れるような構築を意識しました。
TAGチームに当たれば多少展開が遅れても勝てることが多いので、少し安定性は落とし、代わりに五分や不利のマッチの際に勝てる可能性をできるだけ高めました。
というわけで、次からデッキの解説に入っていきたいと思います。

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