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【無料】シティリーグ10/24春日部&本厚木使用 ピカゼク デッキレシピ&解説

こんにちは、葱です。
今週のシティリーグも惨敗だったのですが備忘録としてまたデッキの解説だけ残しておこうと思います。
反面教師にしても良いですし、強いと思って下さったなら是非使ってみてください。

■シティリーグ三週目の環境予想

tier1
3神ザシアン、ムゲンダイナ

tier2
小ズガ、ルカメタザシアン、ピカゼク

前回の環境解説についてはこちらの記事を読んでください。

環境に様々なデッキが現れるようになった結果対応力のある3神ザシアンが数を増やすようになりました。
中でもCL横浜でヨネダタクヤ選手が使用した構築のものはカプ・レヒレやフーパで小ズガを対策し、ザマゼンタでムゲンダイナやセキタンザンを対策することで環境デッキの広くを見ることが出来る構築になっています。
苦手なセキタンザンが数を減らしたことによって元々トップメタだったムゲンダイナも再び数を増やすことになりました。
これまでの入賞デッキを見ていてもこの二つは断トツで数が多く、最低限この二つに勝てるデッキを選択したいと思いました。
デッキパワーは高いもののカピ・レヒレや無人発電所等で対策されやすくクワガノンで詰んでしまう小ズガ、ムゲンダイナやセキタンザンに対してはザマゼンタで詰ませることができるものの3神ザシアンや小ズガの勝率が怪しいルカメタザシアン、セキタンザンが減ったことによって使いやすくなったピカゼクが次に多いと予想しました。
マッドパーティは一週目には多かったですが3神ザシアン、ムゲンダイナ共に勝率が怪しいのと、普及したことによって対マッチプレイングが理解されてきて初見殺しも出来なくなったのであまり使われないだろうと予想しました。

■ボツになったコンボセキタンザン

今回のシティリーグは直前までコンボセキタンザンを使うつもりでいました。

画像1

セキタンザンデッキに対するネガティブなイメージとして「安定しない」「3神ザシアンに勝てない」という二つのことがよく挙げられると思います。
「安定しない」に関しては1進化を2体立てる必要があるデッキなのに対して一般的な構築がサポート・ボール・進化ラインが薄いのが原因だと感じました。
進化ラインを太めに積み、サポート・ボール・キャプチャーエネルギーを多めに積んでいればセキタンザンはむしろ1エネで殴れる分「爆発力はないが安定するデッキ」になることが分かりました。
「3神ザシアンに勝てない」こちらに関してはコンボパーツを採用することで解決出来ると思いました。
コンボを一度決めれば3神→ザシアン(orデデンネorクロバット)と倒してサイドを取りきることが出来ます。
それでは何故ボツにしたのかというと「後攻を取った時に3神ザシアンに安定して勝つことが出来ない」という理由からです。
3神ザシアン側は先攻を取った場合3神、ザシアン、ザマゼンタだけの場で回しやすく、それに対して勝とうと思うとデデンネやクロバットを倒して楽出来ない分こちらの要求がかなり多くなります。
その上コンボまで決めないといけず、1ターンでも遅れたらそのまま負けると考えると後攻を取った時はかなり綱渡りになると感じました。
先攻を取った時の優勢を考えると勝率は五分くらいだと思いますが、今回は3神ザシアンがかなり多いと予想したのでより3神ザシアンに勝ちやすいデッキを選択したかったので使用するのをやめました。

■デッキレシピ

画像2

■採用カード解説

・ジラーチ 4枚
・タッグコール 3枚
・グズマ&ハラ 1枚

このデッキは初動の安定性が重要だと感じたのでジラーチとタッグコールは一般的な構築より多めに採用しています。
サイド落ちを考慮するとグズマ&ハラの2枚目を入れたくなりますが、タッグコールから打つとピカゼクとセットで持ってくることで必要なパーツを大体全て揃えることが出来るのが強いです。

・デデンネGX 2枚
・クロバットV 1枚

無人発電所を貼られても使えること、リソースを捨てずに使えること、1ターンにデデンネと同時に使うことで大量に引くことも出来ることから1枚クロバットVを採用してます。
デデンネかクロバットを打てばジラーチと併せて大体ボスを引くことは出来る、と思ったのでワタシラガVは不採用です。

・ゼラオラGX 1枚
・エネルギーつけかえ 2枚

ピカゼク、ライライ、クワガノンを柔軟に使い分けて戦うデッキなので入れ替えやすくするためにもこの二つのカードは必須だと思ってます。

・雷エネルギー 9枚
・スピード雷エネルギー 3枚

枠がなかったので若干少なめです。
エネルギーつけかえを駆使すればギリギリ足りる枚数かなと思います。
引きすぎてフルドライブで付けるエネルギーが山札になくなることだけ注意してください。

・博士の研究 3枚
・マリィ 3枚

このデッキは相手によってピカゼクのフルドライブから入るプレイとクワガノンのパラライズボルトから入るプレイに分かれます。
パラライズボルトから入るプレイの際にマリィを同時に打つかどうかで相手を止めることが出来るかが変わってきます。
そのためマリィは一般的な構築より厚めに入ってます。
博士の研究はこの枚数より減らすとドローが弱くなってしまうので最低3枚は必要だと感じました。

・大きなおまもり 2枚
3神ザシアン相手にピカゼクに貼り、ムゲンダイナ相手はクワガノンとライライに貼り、小ズガ相手はクワガノンとピカゼクに貼りと役割が多いため2枚必要だと思います。

・リセットスタンプ 2枚
基本的にクワガノン→ピカゼク→ライライやピカゼク→クワガノン→ライライ等2→3→3や3→2→3でサイドを押し付けることが多いので、サイドを1にしたタイミングでタンデムショックと併せて打ちたいです。
更に増やすことも考えましたが、序盤~中盤のハンデスはマリィもあるので最後に一度打てれば良いだろうということで1枚。

■対マッチ相性とプレイング

・3神ザシアン 有利
ピカゼクから入りフルドライブで前にエネルギーを付けてタッグボルトで二体取りを狙います。
可能ならデデンネ・クロバット・ゼラオラは最低限出さずに3→3で取られないようにしたいです。
クチートGXもいるため、手札に抱えてしまった場合も出来ればトラッシュに送りたいです。

・ムゲンダイナ 有利
対ムゲンダイナは一般的に不利だと認識されてますが、それはピカゼクのフルドライブから入っているからだと思います。
このマッチではクワガノンのパラライズボルトから入ることが重要です。
その際はマリィも同時に打つとより止まりやすくなります。
このプランは以前よくムゲンダイナに見られたネズ+ナイトシティ型の構築だと逃げられる上にグッズを使わずムゲンダイナVmaxを立てられるのであまり刺さらなかったのですが、最近流行のドローサポートのみ+無人発電所の構築だと刺さってくれます。
パラライズボルトを解除するタイミングが難しいですが、基本的にはそのままサイドを取り切って勝利出来るプランを立てられたタイミングでロックを解除します。
クワガノン→ピカゼク→ライライと順番に殴って最後は大きなおまもりを貼ったライライでタンデムショック+リセットスタンプで相手の要求を増やしましょう。

・小ズガ 有利
このマッチもクワガノンから入るゲームになります。
レシリザが来た場合パラライズボルトを解除するタイミングが難しいですが、レシリザを倒しそのままサイドを取り切るプランか、或いはレシリザがきぜつしてから二体目のクワガノンで再びパラライズボルトをするかどちらかになります。

・マッドパーティ 有利
パラライズボルトで大体倒せるのでロックを解除する必要すらなくひたすらパラライズボルトを打っているだけで勝てます。

・ルカメタザシアン 有利
フルドライブから入ってピカゼクとライライで戦います。
フルメタルフォールと無人発電所を常に警戒し、動きが止まらないように立ち回ってください。
初動が遅れてしまうと落としてしまいがちなマッチなので、初動の安定性に寄せた構築になっている分勝ちやすくなっていると思います。

・セキタンザン 無理
セキタンザンの構築が煮詰まる前だったらミュウミュウで対策になったかもしれませんが、最近のちゃんとしたレシピのセキタンザンだとミュウミュウを積んでも小ズガのクワガノン対策のレシリザと同じで勝率が0割→2割になる程度だと思います。
今回は数が少ないと予想したので諦めることにしました。
勝ち筋としては後1フルドライブで無理やりゴリ押すか、パラライズボルトでマグカルゴを倒しながらロックし、ピカゼク→ライライに移行してそのままサイドを引き切るしかないと思います。

・ピカゼク(ミラー) 五分
ミラーの対策は特にしてないので五分だと思います。
クワガノン同士の殴り合いになった際にポケモンいれかえが使えないのでゼラオラがいると逃がしやすくなります。

・超ミュウミュウ 有利
相手の展開次第ですが、基本的にこのマッチもパラライズボルトから入ると相手が止まりやすいです。
可能な限りクワガノンでサイドを先攻し、ハンデスを挟みながら残りのサイドをピカゼク→ライライで取り切りましょう。
ピカゼク対策としてガオガエンGXやネギガナイトV等が入ってると勝ちにくくなります。

・レシリザ 有利
フルドライブから入ってピカゼク→ライライで戦います。
ブルー構築はハンデスが刺さりやすいためマリィやリセットスタンプでうまく止めていきたいです。
ボスを使ってレシリザをこちらから先に殴れるのが理想です。

■当日のマッチング

10/24シティリーグ春日部(トミオカ)
1 3神ザシアン 〇
2 レシリザ ×
3 3神ザシアン ×

10/24シティリーグ本厚木(なべ)
1 ムゲンダイナ 〇
2 ムゲンダイナ ×
3 超ミュウミュウ ×(時間切れ)
4 小ズガ 〇

今回直前にデッキが決まったため練習が不十分なところはあったと思います。

■おわりに

構築・プレイングに課題はあったかもしれませんが、他のシティリーグの会場を見ていてもセキタンザンは少なかったためデッキ選択自体は間違っていなかったかなと思います。
今のメタゲームが続けば今後もピカゼクは活躍出来るデッキだと思いますので、是非煮詰めて頂けたらと思います。

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