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逆ナンは都市伝説ではない

逆ナン、それは男の憧れ都市伝説に等しい


某年某日


私(ランバ・ラル)は
街でのゲリラ戦(ストリートナンパ)に
苦しんでいました

昼はダメよ



昼間の明るさをあまり得意としていません

日が沈んでからの戦いを得意と
していました


敵兵も昼間は若い者が多く
以前声を掛けた女子があまりにも若すぎて
お母さん(私と同い年)が近くにいた
なんて事もありました


でもちゃっかり連絡先は聞くランバ・ラル



夕日が落ち
空も群青色に変わる頃になって

大人の敵兵とゲリラ戦に
持ち込む方が気がラクなのです


歩いて歩いて疲れた体を休め
いっぷくしようと
喫煙所でタバコを吸ってボーッとしてると


20代前半くらいの若い女性が
タバコを吸おうと近くに寄ってきました


しゃがんでライターをつけます
オイル切れなのか火が点きません

カショッ、カショッ、カショッ!


無言でライターを差し出すランバ・ラル

女「ありがとうございます~」
女「そのタバコいい匂いしますね」


私「ブドウみたいな味するよ」
私「1本吸う?」

女「あ、貰おかな~」


女「さっきから誰かに似てるなって‥‥」

私「アハハハ‥‥へ?誰だろ?」


女「Sさん!シャア・アズナブルさんですよね?」

私「いやいやランバ・ラルだから!」


敵兵と和みいろいろ聞くと

Kちゃん@  22歳  某旅館勤務


女「電車乗り過ごしちゃったんですよ」
女「旅館の寮へ車で乗せてって」


私「つうか知らないオトコだよ?私」
私「何するか分からんよ?」

女「そんな事しないでしょ?ラルさん」


私「つうかこれって逆ナン?(°∀°)」

女「ですね~」



take me on
take on me
わたしをどこかへ連れてって


music by/a-ha

つづく

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