見出し画像

二度見したくても出来ない

世の中が夏休みな時期になってきた。
暑い。
これは皆んなが同じ事考えてると思う。

昭和の頃より夏の暑さがキッツくなってる可能性もあるし、医学方面の進歩から、熱中症予防の為にと室内ではエアコンをつける事が推奨され、水分塩分の補給も推奨され、昨今のスポーツ部が羨ましい元ソフトボール部(補欠・中学時代)な身には、どこまで冷気に甘えてどこまで我慢の二文字と戦えばいいのか、意外と争っているものである。

衣服を脱いで過ごすのも夏のかわし方(過ごし方ではない)と思うが、不意の宅配便等との戦いが発生した場合など考えるとかなり高リスクである。
その割にパンイチメンやともすればパンイチブライチウーマンとているという噂も耳にする。
真夏の午後にシャワーで汗を流した後、エアコンを効かせた部屋で暫くマッパというのは確かに快感と紙一重なのはわからないでもない。
とはいえやはり『不意の宅配便』が頭を過り結局割とあっさり着衣の儀となる。
そうでないと『公然わいせつ』という単語が今度は頭を過ぎる事になる。
これは避けたい。体裁やら立場やら短くなったけど将来とかへの不安因子は少ないに限る。
それを思えば、昭和に実在した『夕方に打ち水をするシミーズ姿のおばあちゃん』というのは強い。シミーズ着てるという事はその下はズロースかどうかはさて置き。
シミーズは下着として売られてたはずな記憶がある。だが、下着姿で玄関先に立つなど、明らかに公然わいせつの仲間ではなかろうか。

話変わって令和の本日お昼過ぎ。
暑かった。
そんな中、隣駅方面のスーパーへ向かってた時に視界に入ったそれはこれまた強かった。絶対強かった。
『ご自宅の玄関先に白のランニングと白ブリーフのみ着用で立ってるおじいちゃん』
である。
………。
二度見したかった。そのくらい衝撃は受けた。
が、おじいちゃん二度見しちゃうと絶対目が合ってヤバいという空気感が瞬間的に漂い、何も見なかったフリをして歩いてスーパーへ向かった。

おうちの敷地内だから、まあ、暑いしそれを凌ぐ為の格好でいらっしゃってもこちらがやいのやいのいう事ではないと思うけど。
公道沿いの場所にお出になられるのならせめてブリーフの上には半ズボンくらい履いて欲しかった。それなら、夏のありがちな光景で済んだはずが。
白ブリーフ見間違いかと二度見したかったけど見てしまったらこっちが罪状付きそうで無理でした。

以前見かけた上半身裸で歩いてたオジサンより強烈ロマンス。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?