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宮崎名物じゃりパンの謎

クッキングパパにも出てきたことのある、宮崎名物の『じゃりパン』。
コッペパンに切り目を入れてそこにジャリジャリと砂糖を噛むことが出来るクリームが入ったパンです。

名前だけ聞いた時はわからなかったけど、クッキングパパに出てきた時、じゃりパンについて説明するシーンを読んだ際に頭に蘇る記憶があった。
「…そのパン、子供の頃食べてたパンになんか似てる?」
砂糖がジャリジャリしてるクリームが挟まれただけのパンを朝ごはんかなんかで食べてた記憶があるのです!

自分の出身は他県。
でも、昭和50年代に地元に確かに同じ構成のパンは存在した。曖昧な記憶じゃなく明確に。どんな袋に入っててどんな風にパンがカットされてクリーム挟まってたかまで、今こうやって書きながら思い出されてきてます(笑)。
透明な袋に入ってて、小ぶりのパンを横からカットしてクリームを挟んでる構造だった。袋は何もプリントされてなかったから、地元にあったパン屋が作ってたのかなあ。

購入に関する記憶とかはさすがにまだ子供過ぎて無い。で、名前も、なんていって売られていたのかわかんない。親もなんというパンだと認識してたのか、聞き取り調査出来てないので現時点では不明。そもそも名前ついて売られていたのか?って思うくらいそこの部分は記憶がポッカリ抜けてる。
自分世代の親とかになると、パンの名前って案外意識せずに購入してたりするんよね。人ん家のお母さんの話で、パン買ってきたから、「これ、なんてパン?」と聞いたら、「んー、なんかカタカナの名前のパン!」とか言われたという話も聞いたことがある。
それを考えると、我が母も適当に買ったパンを子供が気に入ったから単にたまにリピ買いしてただけ、という可能性は起こり得る。

今、某コンビニで売られてたので、確認がてら買って食べたところ、やっぱり子供の時に食べたあの食感と味だった。
まあ、強いて違いを探すとしたら、子供の頃食べてたのはパン本体ももうちょっと甘さのあるパンだった気がする。でも、クリームに混ぜ込まれた砂糖のジャリジャリ感とか味はその通りな記憶。
もしかして、どこかのお店に宮崎出身の人がいて、地元のパンを再現しようとされて作ってだんだろうか。

いつの頃からか、そのパンを食べる事は無くなり、別に食べたいとも思ってなかったけど、記憶が蘇ったら確認したくなったのである。

でも、調子に乗って食べられない年頃になってしまったけど。

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