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お風呂を1℃下げたときのガス節約量について

夏場は暑いですよね。暑いときに入るお風呂は最高です。ところで涼しいときに設定していた湯船の温度40℃だとこの時期なかなか長い時間入っていられません。最近は1℃下げて39℃で沸かしています。ここでふと気になったのですが、お湯の温度を下げるということはそれを沸かすガスの使用量も減るはず。ということでどのくらい変わるのか計算してみました。

前提条件

お湯の量:200L=0.2m3
水の密度:1000kg/m3
水の比熱:4.2kJ/kg・K
都市ガス低位発熱量:40.6MJ/m3 =40600kJ/m3
参考:https://www.jsrae.or.jp/annai/yougo/153.html
都市ガス料金:130円/m3

計算

まずお湯の温度が1℃低いとき、どのくらいの熱量が不要となるか計算します。
不要な熱量=水の比熱×お湯の量×水の密度×1℃
=4.2×0.2×1000×1
=840kJ
お風呂1回に対し熱量840kJの節約となることが分かりました。

次に節約できるガスの量を計算してみます。
節約ガス量=不要な熱量÷都市ガス定位発熱量
=840÷40600
=0.02m3
節約できるガスの量は0.02m3となることがわかります。

都市ガス料金は1m3あたりだいたい130円なので節約できる金額は
節約金額=節約ガス量×都市ガス料金
=0.02×130
=2.6円
なので2.6円ということがわかりました。

まとめ

お風呂の温度1℃下げると1回あたり2.6円の節約となることがわかりました。たとえば毎日湯船に入ると1月当たり78円の節約となります。あまり大した額ではありませんが、大体こんな感じという感覚がつかめると何かの役に立つかもしれません。あくまで概算なので給湯器の効率や外気温によって多少の変動はします。悪しからず

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