SPYRALについて

昨年はコロナの影響で世界大会が行われなかったため、前回の店舗予選の優勝から2年が経ちました。
今年は世界大会ではなく日本選手権と名前を変え、店舗予選の挑戦権が1回しか与えられないという条件での挑戦となりました。結果としては、日本選手権の予選では準優勝、直後のYUDTでは2勝1敗で終わりました。
結果からもデッキ選択は悪くなく、かなり今期は強いと感じたSPYRALについて、記録を兼ねてnoteに書き残していきたいと思います。

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今回使用したSPYRALです。

戦績
ランキングデュエル 優勝
日本選手権予選 準優勝
YUDT 2勝1敗

今期SPYRALを選択した理由は、日本選手権とYUDTが同時期に開かれたため、それぞれデッキを調整する時間がないことから、どちらにも対応できるデッキを選択する必要がありました。
2つの大会の中でも、シングル戦という特殊なルールで行われるYUDTに寄せる形で考えていたため、いくつか条件が絞られていきました。

YUDTで勝ち抜くには、先攻で理不尽な制圧を行うか、敢えて後攻を選択して、相手を捲ることに特化するかのどちらかであると考えました。
1本勝負なのでどうしても極端なデッキを選択せざるを得ません。

そこで選択肢に挙がったのが、SPYRALでした。

展開系のデッキで致命傷になりがちなニビルをケアしつつ、理不尽な先攻盤面を作ることができるため、非常にYUDTのルールと相性が良いです。
また、後攻で捲りつつ、ワンキルする力もSPYRALは持っているので、先攻を取られたとしても十分に戦えることから、SPYRALを選択しました。

これまでは、手札事故に悩まされていたSPYRALですが、新規で登場したイリュージョンオブカオスにより、かなり事故率が減ったのは決め手としても大きかったです。

そして日本選手権のほうでは、後述するサイドチェンジ後のプランが非常に強力なため、十分に戦えると感じました。
現に日本選手権の店舗予選では、サイドチェンジ後のプランが見事に決まり、準優勝まで、行くことができました。

そんなSPYRALについて各カードの採用理由や動かし方、サイドチェンジの考え方など、すべてを書き残していきたいと思います。

メインデッキにおける有利不利について
幻影勇者 △
エルドリッチ △
相剣 〇
ふわんだりぃず ✕
ヌメロン 〇
イビルツイン 〇
アダマシア △

これらを加味してメインデッキ各カードの採用理由を説明していきます。

今回も以前書いた召喚獣閃刀姫の記事と同様にメインデッキの採用カードを大きく3つに分類します

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