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NAGAREYAMA F.C.が開幕戦で勝利!圧倒的な存在感で魅せた我らの新#10。

いよいよ開幕!ファン・サポーターも気合十分!

5月12日(日)、千葉県社会人サッカーリーグ1部 前期リーグの第1節が開催されました。待ちに待った、開幕戦です!
会場は、市原市にある八幡球技場。天皇杯予選で江戸川大学さんと試合をした会場ですね。あの時は大雨で水たまりが出来るなど、難しいピッチコンデイションになってしまった八幡球技場。この日は風はやや強いものの、天候は曇りでピッチコンディションには問題なし!18時からの試合ということで、照明のついたナイトゲームとなりました。

この日の試合でも、多くの方が現地まで応援に来てくれていました!ざっと見た限りでも、30人以上は来てくれていたと思います。
日曜の夜、流山からはちと遠い市原での試合…現地に来るのは決して楽ではなかったと思いますが、これ程の人がNAGAREYAMA F.C.の開幕戦を観ようと、選手の背中を押そうと足を運んでくれたこと、素直に嬉しいです!本当にありがたいですね!!
鳴り物での応援も声出し応援もNGな会場だけに、観に来てくれている人の姿…これだけの人が観に来てくれているということが、きっと選手の背中を押してくれたと思います。
会場には、ありったけのダンマクとゲーフラを設置。さらにはサポーター仲間が配ってくれた青いサイリウム、スマートフォンのライトも使って、ナイトゲームであることを活かして光でも応援。
各々が出来る方法で、応援しました!

ダンマクとゲーフラはゴール両サイドに設置。賑やかになってきました!
青いサイリウムの光で応援!

この日も、いつものようにマッチデイプログラム的なフリーペーパーをお配りしました。今日の試合を少しでも楽しんで頂くため…そしてまた観に行きたいと思ってもらえれば…そんな一助になることを祈りつつ。


高監督が導き出した最適解。#11山口 賢人選手が復帰!

開幕戦、NAGAREYAMA F.C.のスカッドはこちら。

千葉県社会人サッカーリーグ 前期リーグ 第1節

GKは我らが熱きキャプテン、#1板橋 柊哉選手。
DFは右から#19飯沼 駿太選手、#2岡田 俊祐選手、#16延山 光聖選手、#26三好 崇斗選手。
MFは#7砂田 琢己選手をアンカーに置き、一列前は右から#8小野田 大樹選手、#23長野 峻己選手、#24栢野 史也選手、#14高木 一希選手。
そしてFWには#11山口 賢人選手。

ここのところ右サイドバックに入ることが多かった#8小野田選手を一列上げ、右サイドバックには#19飯沼選手というチョイス。
飯沼選手は公式戦では初めてのスターターですね!
そして、#11山口選手が怪我から復帰…!お帰りなさい!!

この日のベンチには、#4平久 将土選手、#6山室 伊ノ介選手、#9橋本 真吾選手、#10寺内 大登選手、#13板倉 航希選手、#17今山 育巳選手、#18加藤 康徳選手が入りました。


柏TOR'82さんの強さ、うまさが光った前半…苦しい展開に

試合序盤はお互いに長いボールを蹴ることが多く、そのセカンドボールの競り合いで激しいコンタクトが多かった印象でした。
柏TOR'82さんは前線にターゲットになれる体の強い選手がいて。その選手を中心にハイボールの競り合いで優位を取れており、セカンドボール回収から正確なパスで展開。柏TOR'82さんの方が優位に試合を進めていました。
NAGAREYAMA F.C.も、相手陣地深くまでボールを運べた時には左サイド…#14高木 一希選手、#24栢野 史也選手、#11山口 賢人選手を中心としたコンビネーションでチャンスを作っていましたが、いずれも単発。なかなか連続的なチャンスを作れませんでした。

そんな流れの中、前半28分にはDFラインを上げた裏のスペースにロングバスを通されてゴールを割られた…と思いきや、ここはオフサイドの判定。
さらに前半36分にはスローインの流れから強烈なミドルシュートを打たれるも、#1板橋 柊哉選手ががっちりとセーブ。
前半の終盤から、柏TOR'82さんは徐々に重心を前にシフト。FWの選手と中盤の選手の距離感がより近くなり、危ないシーンを作られることが増えていました。
NAGAREYAMA F.C.もDFラインを上げようと試みはしていましたが、徐々に前線とDFラインとの距離が長くなり、#11山口 賢人選手が孤立。前に運びたくても山口選手をフォローできる距離に選手が少なく、なかなか相手を押し込む展開に持っていくことが出来ませんでした。

そんな中、前半44分にアクシデント。#11山口 賢人選手が負傷により、無念の途中交代。同じ位置に、#13板倉 航希選手が入りました。
押し込まれることが多い展開の中で、前線で起点を作るべく体を張ってくれていた山口選手。痛すぎる交代。とにかく、軽症であることを願います…。

結局、前半はそのままスコアレスで折り返しとなりました。

選手入場!カメラの望遠レンズが壊れてしまい、ズームが弱い…
初のスターター!慣れないサイドバックでも奮戦してくれていた飯沼選手

途中交代選手が躍動!一気に流れを引き戻した後半!

ハーフタイムで、NAGAREYAMA F.C.は選手交代。
#8小野田 大樹選手と#14高木 一希選手に代わり、#9橋本 真吾選手、#10寺内 大登選手がIN。そしてさらに後半10分に#19飯沼 駿太選手に代わって#6山室 伊ノ介選手が入ると、これらの交代で試合の流れがガラッと変わりました。

後半開始早々、クリアボールを拾った#10寺内 大登選手がドリブル突破からチャンスメイク、最後は#13板倉 航希選手がシュートも相手DFがブロック。
後半15分、#13板倉 航希選手が胸トラップでパスしたボールを#6山室 伊ノ介選手がボレーで合わせるも、惜しくもGK正面。
後半17分、#23長野 峻己選手が遠目の位置からシュートを放つもGK正面。
後半20分、相手のクリアミスを#24栢野 史也選手→10寺内 大登選手→#13板倉 航希選手とワンタッチでつないでチャンスになりかけるも、惜しくも先にGKがキャッチ。

後半開始からは、NAGAREYAMA F.C.が柏TOR'82さんを押し込む時間が長くなり、連続してチャンスを創れるようになっていました。
CBに高さと強さのある#9橋本 真吾選手が入ったことでハイボールに競り負けなくなって起点を作られにくくなりラインを高く保てるようになったこと。周りの選手と良い距離感で関与できる#6山室 伊ノ介選手が中央に入り、前後左右に良いフォロー関係が築けるようになったこと。#13板倉 航希選手が前線に入ったことで前からプレッシャーをかけられるようになり、チーム全体の攻守の切り替えが早くなったこと。そのひとつひとつが重要な要因だったように思います。
そんな中でも、この試合で一番大きく流れを変えたのが、#10寺内 大登選手のプレーだったように思います。コンパクトな柏TOR'82さんの早いプレッシャーの中でなかなか起点を作れずに苦しんだNAGAREYAMA F.C.ですが、ボールを持てる#10寺内 大登選手がサイドに入ったことで、サイドで起点を作れるように。そこに#24栢野 史也選手、#6山室 伊ノ介選手、更には#26三好 崇斗選手とサポートが上手い選手が関与してくれたことで、多くのチャンスを創ることが出来るようになったのだと思います。

そしてその良い流れの中で、待望の先制点が生まれました。
後半20分、#9橋本 真吾選手のロングフィードに、#10寺内 大登選手が完璧なタイミングで抜け出すと、胸トラップから落ち着いてGKとの1対1を制し、ゴール!初年度からずっと一緒にプレーしてきた橋本選手と寺内選手。二人のアイコンタクトから完璧に意思疎通のはかれたゴールで、ついに試合の均衡を破りました。
さらに後半27分、味方が奪ったボールを#26三好 崇斗選手がワンタッチで#10寺内 大登選手につけると、寺内選手がそのままドリブルで運び、相手を引き付けてフリーになった#13板倉 航希選手にラストパス。最後は板倉選手がGKの届かないコースを完璧に打ち抜き、追加点。
NAGAREYAMA F.C.が2-0とリードを広げます。

その後、後半30分にセットプレーから失点。高さと強さのある相手に最後までひやひやしましたが、最後までこのリードを守り抜き、試合終了。
2-1でNAGAREYAMA F.C.が開幕戦を勝利で飾りました!

戦い抜いた選手たち!素晴らしい!!

高監督の采配の上手さ、そしてそれに答えた選手たち!

高監督の采配が試合を動かした。そんな試合でした。
前半で浮き彫りになった課題をしっかり修正し、後半に流れを変える。苦しい時でもそれを解決するための道筋を描き、実現するための手を打てる。高監督の凄さを改めて感じました。
そして…その高監督の期待に応えた選手たちは、やはり凄い!
途中交代で出た選手が各々しっかり自分の役割を理解して動いてくれていたからこそ、この試合の流れを変えることが出来たのだと思います。
日々の練習から追い込んでいるからこそ、なのでしょうね。柏TOR'82さんを相手にしても走り負けしていなかったこと。各選手がいかにチームのために苦しいトレーニングを積んできてくれているのか…それを表しているように思いました。

そして柏TOR'82さん…強かった…。パスのつなぎも正確だし、ドリブルで個で打開でいる選手もいて。そして全員、体が強い!球際の強さ、競り合いでの強さはさすがでした。
最後まで大きな声でコーチングし続けていたCBの選手、山口選手が怪我で倒れていた時に水を持ってきてくれて気にかけてくれた紳士な選手。
素晴らしかったです!ありがとうございました!!
細かなところですが、柏TOR'82さんはちゃんと自チームの給水ボトルをピッチ外に何本も設置、選手がこまめに給水できるようにするなど、細かなところまで徹底されていて…。見習わなければならないことばかりでした…。

ディティールを突き詰めた先に勝利があるわけで。我々も見習わないと!!

開幕戦。昇格を争う相手。東葛ダービー、etc…プレッシャーがかかる要素も多く本当に苦しい試合でしたが、NAGAREYAMA F.C.は大きな大きな勝ち点3を得ることが出来ました!

次節はNAGAREYAMA F.C.と同じく、今年、2部から昇格してきたFC習志野さんとの試合になります。昇格同期対決…負けられませんね!
第2節は、5月19日(日) 11時45分キックオフ。会場は市原市のVONDSグリーンパークです。また市原市の会場ではありますが、お昼の時間帯での試合ですので開幕戦よりは来やすいと思います(笑)
ぜひみんなで一緒に、NAGAREYAMA F.C.の選手の背中を押しましょう!!
楽しいですよ!!!

今週は以上になります。最後までお読み頂き、ありがとうございました!



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