しゅわっとする日々 マントについて
◆NEFNEに関わる人たちによる自由連載《汽水域の人々》
雑貨屋&フリースペースのお店「NEFNE」で交わるひとびと。多様な執筆陣がリカバリーストーリーをはじめ、エッセイ、コラム、小説など好きなように書いています。
こんにちは、松竹梅です。よろしくおねがいします。
もうすぐ冬ですね。
私が子どものころ、冬になると大人たちはみんなマントを着けてました。
サラリーマンも背広の上にマントを着けてたし、主婦の人も八百屋とかに行く時にはマントを羽織ってました。
プロ野球の選手もマントをひるがえしてプレーしてて、すごいかっこよかったのを憶えてます。
大人のしてるマントに憧れてました。早く大人になってマントを着けたいって思ってました。
ところが、大人になった今、まわりを見渡すと誰もマントをしてません。
そのことがとても切ないです。ひとり取り残された気持ち。すべては夢だったんじゃないかという喪失感。
でも夢ではありませんでした。歴史は廻り、どうやら最近またマントが注目されはじめてるみたい。
ユニクロとかにはまだ売ってないけど、実はマントは身近なもので代用できます。
例えば、毛布やタオルケットを肩から垂らすだけで簡単に昭和レトロな着こなしに。
今年の冬にはおきにいりの毛布をさらっと羽織る大人コーデにチャレンジしたいです。
みなさまもこの冬、毛布にくるまっておしゃれさんの仲間入りしませんか?
【今回の執筆担当者】
松竹梅/好きな食べ物は麺類と鍋もの、好きなチューハイはキリン本搾りレモン。幸せになりたいです。
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