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5月15日 将棋対局反省

5月15日の対局反省です
詳しくは配信アーカイブ

1戦目 横歩取り

こちら先手番です。棋譜はこちら
ある程度省いて書いているのでひとまず棋譜を見るのをお勧めします

横歩取り△45角戦法になりました
ちゃんとした△45角を相手取るのははじめて!
分岐としては△45角の△87銀の分かれ

▲同金△67角成▲69香
▲69香がミスでした
ここは▲69飛が最善だ
まずは本譜

この辺りの▲62歩の叩きや▲21馬、▲11飛打等の組み合わせは
△45角を相手する場合頻出なので毎回調べよう

▲63香成  これがやりすぎた
△同玉▲75桂で危ない形に出来ると思ったのだが、これが良くなかった

代えて▲32馬△同銀▲31飛で決まってたみたい
こういう3手一組みたいな手は覚えとこう
本譜は激戦だったけどギリギリ勝てた
△45角と戦う経験が出来て良かったです

総括

・香成は早すぎたけど、こういう玉を引っ張り出そうという
考え自体は良かったと思う
・▲11角成→▲21馬の桂取→▲11飛打や馬切りからの飛車打ち
+▲62歩や香のコンボは△45角戦法自体で基本の攻め筋なので、
様々なパターンを経験しながら覚えていく

2戦目 相掛かり

こちら先手番です。棋譜はこちら
ある程度省いて書いているのでひとまず棋譜を見るのをお勧めします

戦型は△71銀保留型の相掛かりになった
△71銀保留はまだねっふぃの知らない部分があるので難しい戦型

ここまでは定跡
前回△71銀保留を相手したときは▲96歩を指せなかったので今回はちゃんと頭に入っている
ここで△34歩が指されると△33角打たせになるし△72銀が指されると通常の後手浮き飛車の分かれに合流する

▲76歩△86飛▲77金
初めて喰らった分かれ
△84飛と浮き飛車に戻った後更に横歩を狙ってきた
これは後手の手損が酷く絶対に咎め切りたい手ではあるが、初めての経験なので良くわからなかった

▲77金の状態で横歩を取った
これがまずかった

角切からの飛車成が刺さってしまった
これを回避するには▲87歩ではなく▲86歩であれば良かった、もしくは横歩を取らずに▲28飛で戦えば問題はなかったらしい
横歩を取る際はこの辺りの条件をしっかり見ておかないとと思った
この辺りの進行は後で

本譜進行は角切で悪くはしたが、うまくバランスを取りながら有利に代えていけた
そのまま寄せきって勝つことが出来た。大満足の勝ち方が出来ました

この△86飛をテーマ図にして、配信中に我が神suimon_fanさんが一例をあげてくれたので載せておきます
ここから
△8六飛▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲2六飛△3四歩▲8七歩△8二飛▲6八玉△7二銀▲1六歩が一例で、次に何でも▲2四歩合わせから横歩取りに行くのが良いと思います。▲1六歩の意味は▲3四人横歩取ったときに△2八歩▲1七桂と逃げられるため。▲6八玉入れるのは、▲2四歩合わせに△8八角成▲同銀△3五角を先に防いでおくため。

suimon_fanさんのコメントより

確かに手損を咎めているしこちらだけ手を進めてこちらから横歩の展開に持ち込んでしまうもは大ありの方針で、仮に▲24歩△同歩▲同飛に△34歩では玉は居玉のまま▲16歩として△33角打たせを誘発させるのも有用だなと思った
この方針で次から指してみようと思います
sbb作成者からの直接アドバイスまで頂けるのが配信のメリット、どんどん強くなれるこの環境に感謝です

総括

△71銀保留型の目的は横歩を取ること(そこまで考えて指せてる人は上位層だけだが)なので、常に警戒した駒組が必要である
横歩を警戒して▲77金は良い手かは微妙で、次からはこちらが横歩を取るための駒組方針でいこう

3戦目 角交換振り飛車

こちら先手番です。棋譜はこちら
ある程度省いて書いているのでひとまず棋譜を見るのをお勧めします

戦型は四間飛車になりました

いわゆる美濃通常形、後手で囲いきってしまうのは穴熊を認めることになるので後手四間は相当研究が必要

△45歩
これでノマ四間飛車ではなく角交換振り飛車になりました
ノマ四の定跡を外したい&通常の角交換振り飛車の定跡からも外したいという意図がある
通常のKKSを相手にする際の構えの居飛車の最善としては▲56歩▲57銀型ではなく▲46歩▲47銀▲36歩▲37桂が基本であるからで、この形に組めなくなっていることが後手の主張のはずです
そして角交換振り飛車の基本的な考え方としては居飛車は自分から角交換をしないということ
わざわざ自分から手損をしてあげる必要はないのでじっくり他の駒組を進めて良いです
ただし△33角を指してきた際はこちらから交換してしまいます。これは△33角に一手費やしているからです

本譜は角成を入れてしまいました(評価値上は別に悪いわけではない)
これがKKSならこのミスはなかったとは思うのですが、ノマ四間の頭でいたので抜けていた
そしてここでの最善は▲36歩でした。こちらから角交換をしないと決めていたら自然と指せた手ですね(消去法で)
その後は▲37桂からバランス取りながら指せば問題がない局面ではあった
これは次から覚えておきます
角交換振り飛車自体のいろはを知らないのもあったが、ここから細かいミス等を連発して負けにしてしまった
進行は棋譜をご覧ください

総括

▲56歩▲57銀を入れた後の△45歩早決めで角交換は経験不足もあり間違えてしまった
この辺りの△45歩早決めには種類があって、今回のように美濃だけ組んで早々に来るパターン、藤井システム、△54銀型での決戦があるが、藤井と△54銀型は▲66歩が決まっているのでそもそもの将棋が違う
△45歩早決めの条件と言うことでこれは宿題にする。三間飛車にも同じことが言えると思われるので、これのまとめには価値があるでしょう
角交換振り飛車は△33角が指されない限りどんな時でも自分から角交換をしないというルールはしっかり守れるようにする。わざわざこちらから手損してあげる必要はない

中終盤勉強

・美濃崩し200 150~200 

美濃崩し200やっと完走しました!
今度はこれを周回していくことで盤面を見ただけでパッと浮かぶレベルに持っていきたい
次に手を出す手筋書は寄せの手筋をやっていこうと思います
順番に攻略します!

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