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5月9日 将棋対局反省
5月9日の対局反省です
詳しくは配信アーカイブへ
今回はキウイ戦 決勝第1局 vs 式代りりかさん戦
vs 式代りりか さん戦
こちら後手番です。棋譜はこちら
ある程度省いて書いているのでひとまず棋譜を見るのをお勧めします
![](https://assets.st-note.com/img/1683696625914-LAIHD3Vg0F.png)
戦型は先手ゴキ中になりました
相居飛車の相掛かりになると想定していたのでびっくりしました
先手ゴキ中の勉強は記憶に新しいので不安要素自体は有りませんでした
先手ゴキ中には一直線穴熊に行くと決めています
![](https://assets.st-note.com/img/1683696899940-ghclVLob89.png)
▲66銀
飛車先を受けてこなかった&▲56銀or▲46銀の想定でいたので少しびっくりしました
ここで飛車先を突くかどうかで迷ったのですが本譜は突きました
ここでどう想定していたのかは後で
まずは本譜進めます
![](https://assets.st-note.com/img/1683697216877-unCpNDUccX.png)
▲78金なら耐えてはいたが、▲59金が指されたので飛車が成れたので勝ちに
細かい進行は棋譜を見てください
対局は勝ちになったが、疑問点がひとつあった
疑問…実際に歩交換して▲78金を指された場合の▲65銀の進行をねっふぃは知らない
本来△85歩には▲77角なので歩交換するということは、駒組においては1手損するということでもある。しない場合と比べて飛車先交換に1手多くかける為、駒組に影響は出るのか否か?ここを今回調べる
今回の対局は短手数で終わった将棋ではあったが、疑問は全然出てくるものでこれらを消していってどんどん盤石にしていこう
検証をする為にはまず前提として▲56銀型の基本進行を見ます
本譜▲66銀は珍しい手だが、将来▲65銀が指されるものとみて結局合流すると思う
![](https://assets.st-note.com/img/1683698045929-Y67G0V8MPr.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1683698051994-RRDVZGuSoy.jpg)
▲56銀△51銀▲65銀△42銀
これが▲56銀型の急戦策に対する基本進行で、▲56銀△51銀▲46歩△42銀と▲46歩とじっくり来る場合はこちらも穴熊へ組んで持久戦の千日手狙いがベースになります
今回は急戦を見る
![](https://assets.st-note.com/img/1683698317856-0IWxW44my6.jpg)
▲54歩に△同歩と取ると銀金交換になるのでまだまずい、△32金入れてから行ってしまうのがベスト
この将棋の場合穴熊へは組まずこの状態で戦います
![](https://assets.st-note.com/img/1683698584807-HZjli9w4U9.jpg)
△65銀
最終手△65銀で後手不満無し、以下▲44飛には△76銀、▲59飛にも△76銀の定跡です
ここまではねっふぃも知っていた分かれです
ここまで行ければ多少は自信がありました
では今回の場合はというと、そもそも美濃ではない&飛車先交換の権利がありそこでも一手費やせるということ
相手の▲66銀(▲56銀)が早いと何か不都合が出るか?を今日は知ろうの回です
![](https://assets.st-note.com/img/1683698978156-nXELhZGykW.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1683699224194-I2cZ3mcBFv.jpg)
結論から言うと大丈夫でした
▲56銀に△51銀は呼吸だが、相手が手抜いて進行してきたとしても▲65銀△51銀▲54歩△42銀でも間に合った
ここでポイントなのが△32玉を指して△42銀の上がり場所を確保しておくこと
この確保が無いと指せないので注意だね
これで疑問は解決
本譜では飛車先交換していいかどうかはこの場合大丈夫かどうかが分からなかった為迷っていて飛び込んでみたって感じです
総括
▲56銀型の手抜いて急戦形の場合守りは今まで通りの進行で間に合うのかどうかが今回知れたので大満足
次にしっかり活かせる内容だった
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