見出し画像

5月11日 将棋対局反省

5月11日の対局反省です
詳しくは配信アーカイブ

1戦目 相掛かり

こちら後手番です。棋譜はこちら
ある程度省いて書いているのでひとまず棋譜を見るのをお勧めします

戦型は相掛かり▲96歩型になりました
▲96歩にはねっふぃは△52玉で行くと決めています
理由は先手の要求知識が一番大きい分岐だと思っているからです

▲58玉
ここでは色々な手があり、最善は▲46歩の持久戦志向
他には▲68玉か▲36歩があります
▲58玉はミラゲAや横歩の殴り合いになった際に先手の条件が悪くなる意味合いがある(将来の△76飛に対して△78金に紐がついていない為先手が取られる)ので、即△94歩から戦争を仕掛けるのが呼吸
逆に▲68玉は殴り合いで強い意味があるので一転して持久戦に行くのが呼吸
▲36歩は勉強不足なのでこれは宿題パート
今回は▲58玉に△94歩

そこから▲36歩に対して飛車先交換、ここから先手の手に合わせて横歩を狙う
そこで▲37桂
本譜はここで△34歩を指しましたが、正解はここで△87歩打たせという進行になります
△87歩▲97角△82飛と進み、ここから▲75角や▲24歩に分岐していくが、後手良しになります
本譜は△87歩打たせという存在は知っていたが指したことが無かったため違う変化にしてしまった
なので評価値を落としてしまいました
今回知れたので次からは堂々と△87歩指していきます

序盤は以上にして、手が進んでこの局面
飛車で桂取りと△86歩の垂らしを見た飛車引きでわれながら良い手を指したと思ったが、ここは△23歩で飛車退かしてから△44歩の桂取りが最強だったらしい
見えていなかった

紆余曲折ありこの局面
途中細かいミスはあれど、一貫して攻め倒していたので満足ではあります
本譜はここで時間切れで負けました
△68金を指す予定でその先の展開をギリギリまで読んでいたら切れてしまったここほんと反省

総括

今後は▲58玉に対する△94歩、▲37桂に△87歩打たせを指せるようにする
このnote反省をやるメリットとして、本来飛ばしてしまう部分をこうして反省することで△87歩打たせを調べるという結果に辿り着けた
これは素晴らしく上達のルートを辿っていると感じる
実際の△87歩打たせの進行は勉強しきる時間がないので次の集計日の宿題にします

2戦目 中飛車

こちら後手番です。棋譜はこちら
ある程度省いて書いているのでひとまず棋譜を見るのをお勧めします

戦型は中飛車になりました
角道を止めるタイプで四間か三間かと思っていましたが中飛車に
ノーマル中飛車っていうんですかね?こちらは後手番なので変なことをせずに一直線穴熊へ行きます

▲56銀型から急戦を仕掛けてきました
この急戦への対策は記憶に新しく前回のnoteでも書いています
堂々と△42銀で対応です
居玉なのでやりすぎだと思います。この時点で後手優勢

▲75歩も突いて先手は大暴れです
囲いの固さが違うので△45歩でこちらも暴れます。角が動いた瞬間に行きます

ここが分水嶺で強く△同歩で全く問題がなかったみたい
理由はその後の△76歩が激痛で、角が動けば即△66角の出があるからでした
こちらも飛車がピンチになるので怖いのですが、囲いの差がありすぎるので飛車角交換くらいでも大優勢になる計算だったらしい
このあたりの形勢の感覚は身につけたいなと思う
本譜は△72飛とひよる

手が進みこちらも△66角と出たところで相手の投了になりました
居玉でやりすぎだったね
本譜自体は手なりで指して終わった将棋だが、ここで疑問がまたひとつ出た
「通常形の▲56銀型急戦の▲54歩取り込みに対しての応対は知っているか?」
学べるところはあまりないと思っていたこの試合もひねり出そうと思えばどんどん出るのがnote反省の良い所だと思った。確かにこれは見る

想定局面


ここを取り込み以下の分岐

ここで▲75歩のような暴れに対しては△86歩以下

▲同角なら△同飛▲同歩△87角でエンド
ここで▲59飛ならどうするか等変化はあるがこれ以上は実戦で少しずつ深めていけばいいと思う
▲同歩なら△45歩で-150点くらいで後手良しだからまだまだ難しい
▲75歩ではなく▲78金とかの手の場合は穴熊を作りに行ってしまうらしい

こんな感じの分かれ
これ以上の分岐は掘ってもそれは中盤研究で、もちろんやったほうが良いのは間違いないが今はその時ではない
ここを極めるのは5~6段の領域で、ねっふぃの場合得意とする相掛かりならばここ以降を掘るが、中飛車にここのリソース使うのは後々の話でいいと思う
ここまでの方針が分かっていて辿りつけれれば序盤研究としては100点なのです
今月の目標はここに辿り着けることを目標にしています
あとは実戦を交えながら少しずつ定跡を広げていくで良くて、▲54歩取り込みの世界を知れたのは進歩です

総括

囲いの差があるので途中△45歩を指せたのは良かった
一見学びの無かったような将棋だがnote反省をしっかり入れたことで▲54歩取り込みの世界に足をいれられた
ねっふぃは着実に強くなっている

3戦目 角換わり相腰掛銀

こちら後手番です。棋譜はこちら
ある程度省いて書いているのでひとまず棋譜を見るのをお勧めします

戦型は角換わりになりました
前やったのは▲26歩型になったのでちゃんとしたのは初めて!

と思ったら▲58金型の旧式、そして▲46角設置タイプ
通常の▲58金型にはこちらから△65歩仕掛けて良いという知識は知ってるが角設置は初めて
以降アドリブになります

知識などないので仕掛けました
ここは仕掛けて後手悪い評価でした
検討をしたところ、ここは仕掛けずに△52玉△62玉と右に玉を進めたのちに△41飛から角頭をいじめるのが角設置に対する進行の正解だったみたいです
次回からはその方針で指すようにします

△36歩~の暴れ
この後の角打ちで無理やり主導権を握りに行きました。定跡しらないのでアドリブ指し、結果うまくいきました

成り捨てを入れてからの馬作り
桂を跳ねさせたのがミソで、飛車を引けなくさせるところまでを読んでいました

そのまま馬を犠牲に歩金をむしって寄せ
この時に中段に飛車がいるとすぐ寄せれない為、ここを見越しての成り捨ての歩でした

あとは角飛の田楽刺しが決まって勝ち
我ながら美しい。中盤の入りこそ定跡知識がなく悪かったものの、なんとなくの手筋で有利にして勝ちにすることが出来ました。終盤も最速の寄せではないので反省点はあるが、大まかには満足です

総括

▲58金型の▲46角設置に対する方針は右玉からの△41飛と覚えた。次に活かす
角換わりは圧倒的経験不足なので一つ一つやれることを増やしていきたい
宿題として、▲58金型の知識を増やすために角換わりの棋書を少し読む

中終盤勉強

・美濃崩し200 1~150問まで
7時間ガッツリやりました…!
まずは200問全部終わらせてあとは周回して盤面見たらすぐ引き出せるようにする
美濃200問終わり次第周回しながら寄せの手筋にも手付けていく…!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?