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5月8日 将棋対局反省

5月8日の対局反省です
詳しくは配信アーカイブ

1戦目 三間飛車

こちら先手番です。棋譜はこちら
ある程度省いて書いているのでひとまず棋譜を見るのをお勧めします

戦型はノマ三になりました。ここから美濃から石田流組み換え、三間ミレ、穴熊と色々派生する

後手△62玉型で△75歩
スピードで言うと先手▲39玉型美濃と同じで2速  早い
では▲39玉型と比べて△62玉で耐えられるのか?はまた別問題
今日のnoteの後ろの方でこの三間について少し書くのでそこで詳細は観てほしい

途中で△71玉型になったので2速になりました
この1~4速概念はねっふぃが序盤を間違えず分かりやすくするための工夫なのでツッコミはご勘弁を
ここで考慮すべきは後手は△42銀のままこれをやっているということ
おそらく△43銀が手前で入るとここは▲66歩と交換になる気がする

ソフト検討で軽く見たら先に玉決めと△43銀の場合は▲88玉と▲66歩だった
そもそも論△42銀保留自体がそこまで良くない手で△43銀は指して△54歩を指すか△54銀と出るかの方がポピュラーとして考える(三間党なら当然の解釈かもだけどねっふぃは将棋歴半年で前提知識ない状態で己で掘り進んでる事をご了承ください)
なので本譜は三間側の無理攻めでしっかり咎め切りましょうねが方針になる
今回の分岐に関しては三間の石田流組み換えの定跡形ではなく力戦という分類でいいと思う

△36歩▲同歩△46歩▲35銀
流石にこの後手の暴れ無理があると思ったので堂々と応対  こちらはいまだ全て最善手を指せていた

全部バラしてこの局面
ここまで全て完璧に最善手、この局面で先手優勢1000点
ねっふぃとしては大満足の結果

▲23飛
ここがどうかで、▲21飛の方が良かったみたい。ただこれも次善手で指した理由としてはどうせ飛車は打ち合いになるので自陣の桂に紐をつけておきたいという理由です
これをやると守備的な展開になるのでそれがどうだったか。結果ねっふぃの力量では指しこなせなかった
▲21飛に△28飛で後々の△77角成で飛車抜くのが気になっていたが、ここで△66角打ち直すで分かりやすい展開だったみたい
ただ▲23飛でも全然悪くはない分かれだった
ここからは完全に中盤から終盤に入る自肩の世界

この銀打ちで完全に悪くしました。センスが無さ過ぎた
ここからは敗戦処理になります

後手が手間取ってチャンスが回ってきた
ここで▲75桂ならこちらの勝ちだった
本譜は▲82香から入り負けました
この辺りは終盤力、詰め将棋力でした

総括

今回序盤は完璧で、△42銀保留や△43銀での分かれ、それと1速~4速の囲いの組み合わせ ここの整理はまだ終わってないのでやっていく
今回は大満足
中盤~終盤は酷い有様だったが、今すぐ改善出来るものではないのでnoteの後ろの方に追加で書きます

2戦目 中飛車

こちら後手番です。棋譜はこちら
ある程度省いて書いているのでひとまず棋譜を見るのをお勧めします

▲56歩
ここまで戦型不明
こちらの囲いは雁木や対振りどちらでも対応できるような進め方だが、この▲56歩で錯乱してしまった

△74歩▲58飛
戦型はノーマル中飛車?になったが、この△74歩が疑問中の疑問手で大反省しないといけない
例えばここで三間や四間に振られた場合、先手三間と四間の後手定跡に合流しないです。ちなみにここで△32玉だと▲26歩と雁木で来られたときにはっきり不利です
となるとここは△52金右で相手の手を一手見ればよかった
明確な反省点 次に活かせる

紆余曲折あったが後手なので一直線穴熊へ行きました
あとは固めて戦うだけ

松尾流が完成しました
細かい修正点はあるのかもしれないが、まあ満足な進行で行けたとは思う
この後の展開は穴熊の暴力でそのまま勝ち切りました
終盤詰めや必至をいくつも逃しての勝ちなのでやはり中終盤力

総括

序盤の駒組の△74歩は反省する
大筋では満足だが、終盤力の弱さが見えた対局だった

3戦目 相掛かり

こちら先手番です。棋譜はこちら
ある程度省いて書いているのでひとまず棋譜を見るのをお勧めします

△84飛
つくつくぼうし戦法とでもいうのかな…?ここで相掛かりから力戦の分類になりました
相掛かり的にはこの一手損は絶対に許されない手なので咎めきるというのが方針
結論から言うと咎めれなくて負けました

耀龍になりました
ただし後手耀龍は成り立ってないです。咎め方としては角道を開けてしまうことです。こうするともう△33歩を指せなくなるので作戦勝ちするというのが基本の考え方です

ここが分岐点
結論から言うと▲28飛で勝ちです。△53角成には▲22歩で良し
ゆっくりいくなら▲68玉を事前に指しても良かったと思う
本譜はここで▲14飛を指して以下△76飛でそのまま手なりで負けました
詳細は棋譜を見てください
この後手耀龍もどき?を咎められないのはちょっとなかった
ただ次はどうするか明確になったので、良しとします

総括

後手耀龍は咎めよう
次は効かない

4戦目 相掛かり

こちら後手番です。棋譜はこちら
ある程度省いて書いているのでひとまず棋譜を見るのをお勧めします

今度は先手耀龍になりました
2戦連続は珍しい。ねっふぃは将棋始めたての時は耀龍を指していたので勝手が分かるのがアドバンテージ

ここで耀龍ではなく力戦になりました
本来は飛車先交換から浮き飛車に構えて△95歩を受けるのが本来です
こうなったら定跡も分からないので無難な持久戦を志向することにしました
後手番なのでゆっくりで良いと判断

こちらは持久戦形で悪くなる道理はない
ちなこの時点で後手勝勢-1500点でした
このあとの正解手順としては△65歩▲55角△54歩▲46角△34歩
で角のラインが強すぎて完全に決まっていました
本譜はこの△65歩が見えず、△34歩でした
反省しましょう

よくある相掛かりの雁木地下鉄の形に持っていきました
先手が謎の高美濃にしているのでこちらから雁木地下鉄の形に持っていけた
これでも後手優勢です
ここで指さなければならない手が△54歩でした。▲55桂を予め消した手で本譜は△15歩

△26歩△16歩の突き捨てを入れて△28歩打
▲同香なら△19角、▲同飛なら△27角を想定してました
本譜は▲同香

とにかく抑え込んでました
後手-1800点勝勢
ちなみにここから負けました
とんでもないスローの仕方をしてるので棋譜をご覧ください
終盤力が弱すぎるの一点です

総括

力戦になったのでこちらは持久戦理想形に組んで良しという感覚は合っていた
△65歩は見えとくべき
この形の持久戦を指すなら△54歩は必要だった
ここって△54銀とかもありそうで、細かい詳細は後日調べといた方がいいかも 宿題
終盤は酷い有様で改革が必要

中盤と終盤の伸ばし方

今回の将棋の内容は3局目以外は全て大優勢を築いていたのに終盤の酷さからおかしくなっている
ちょっと対策を考える

中盤と終盤を伸ばす方法
・寄せ手筋美濃崩し凌ぎの手筋丸暗記するくらい周回
・高段者の3切れ動画見まくって感覚掴む
・詰めチャレと詰め将棋やる
・ウォーズの3切れや10切れ周回しまくる

合ってるかわからないけどもっとこういうやり方もあるよって人はコメントとかください
今月は知らない局面を消すのを優先していたがひとまず並行してやることに決めました
毎日2時間はこの終盤練習に費やすことにします(その分序盤研究時間減るので気合入れないと)。一旦これでいく!

三間美濃に対する穴熊へいける条件

三間美濃に対する指針の勉強としてちまちま進めていきます
細かく見たい

後手三間美濃持久戦
先手三間美濃持久戦

軽く見る限り銀は▲48/△62銀保留で進めるのが普通らしい
先後の違いがあるので当然後手居飛車は一手遅れている

後手△71玉型美濃
先手美濃持久戦

居飛車の手を合わせようして見てみる
後手△71玉型美濃と先手美濃持久戦は同じ速度と言える
逆に言えば後手居飛車は先手に対して△71玉型美濃と同じ進め方をすればいいとこの時点では言い換えれる
遅い順に
後手美濃持久戦>後手△71玉型美濃=先手美濃持久戦

後手△62玉型美濃
先手▲39玉型美濃

更に一手早いとこれ
後手は△62玉型で先手は▲39玉型
△62玉型の場合囲いに不安があるのでこのままで成立するかは怪しいけど、現時点では▲39玉型に合う

遅い順に
後手美濃持久戦>後手△71玉型美濃=先手美濃持久戦>後手△62玉型美濃=先手▲39玉型美濃

先手▲48玉型美濃

先手で更に▲48玉型、最速
後手はもう居玉になるのでここで脱落する

遅い順に
後手美濃持久戦>後手△71玉型美濃=先手美濃持久戦>後手△62玉型美濃=先手▲39玉型美濃>先手▲48玉型美濃

速度で分けるとこうなり、先手後手合わせて美濃に対しては全4種類の速度があるってこと
便宜上これを遅い順から1速~4速と呼ぶことにします
最遅が後手美濃持久戦で最速が先手▲48玉型美濃
この区分けをする必要が何故あるかというと、先手と後手の居飛車の駒組をある程度統一させて覚えた方が結果間違えないから
いくら【後手△71玉型と先手美濃持久戦の速度は同じ】と言っても、ここから石田流組み換えの将棋になった際に三間側の囲いの差異で中盤以降の手が変わるのは当然だが、逆に言えば中盤の駒のぶつかり合いまでは同じ手で問題ないのでは?ってこと。結果覚える量を減らせる可能性がある
先手美濃持久戦に対してどういう駒組が正解だっけ?となってしまったときに後手△71玉型と同じと頭がなっていれば、無用な駒組間違いを起こさなくてよく、中盤の定跡に専念できるというもの
これは本当に正しいかはともかく、わかりやすくする工夫として

ここからは本題でここから石田流組み換えになったとして対応を調べていきたい 
この工夫が正しいと仮定すると4パターンの速度別で覚えればおおよそは問題ないということ

後手△62玉で△43銀

△43銀から見ていくか
やっぱり▲57銀より▲77角のほうを優先させるのがマストらしい
これは覚えとく
これは最速の先手▲48玉型でも同じ結果だったので駒組ではそういうものと覚えとけばよさそう

今日の三間整理はここまで!
要約すると
・三間美濃は最速から最遅までの4種類の速度で分けて覚えればいい
・どの速度でも右銀のあがりより▲77/△33角が先
時間空き次第続きは進めていきます

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