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6月25日 将棋対局反省
6月25日の対局反省です
詳しくは配信アーカイブへ
1戦目 相掛かり
こちら後手番です。棋譜はこちら
戦型は相掛かり
![](https://assets.st-note.com/img/1687773012846-eHaNH0fYQS.png)
ねっふぃは最近後手相掛かりの序盤を変えまして、▲25歩に対して△85歩ではなく△32金を指すことにしています
これをすることで5手爆弾をされる確率を0にしています
5手爆弾自体は後手有利ですが、この進行を覚えるくらいなら通常の相掛かりの経験をしたいという考えです
この進行でも相掛かりと角換わりの進行に不具合は有りません
![](https://assets.st-note.com/img/1687773781905-v39HThAAIS.png)
いわゆる先手引き飛車
浮き飛車に対してもまだ研究のメス入れてないので言及は浅めです
ここは解決するまでは持久戦志向で行きます
![](https://assets.st-note.com/img/1687774557389-yUHAJVwcTH.png)
素直に横歩を取らせてくれたのでラッキー
悪い通りは全くありません
ここからこちらは飛車を戻す為にかける手数と1歩得を天秤にかけてプレイする必要が出てくる
![](https://assets.st-note.com/img/1687774716156-Z2dcJMIcze.png)
持久戦模様まで持っていきました
先手相掛かり持久戦で金矢倉は目ずらいいというか、後手大優勢です。囲いとしてのバランスが違いすぎます。
このまま普通に攻めて普通に勝利しました
寄せは最善は逃していたものの大筋は文句なしということでnoteでの反省は割愛します
細かい反省は配信上でしている為、知りたい方は配信アーカイブのチェックをお願いします
まとめ
・浮き飛車、引き飛車への対応は宿題だが他にこなすべきものがある為手が出せない状態になっている
2戦目 四間飛車
こちら後手番です。棋譜はこちら
戦型は四間飛車
![](https://assets.st-note.com/img/1687775477083-H4NGPEpuyK.png)
先手四間はちょうど研究中の内容で、実戦が出来たのはとてもありがたい!
![](https://assets.st-note.com/img/1687777895319-Nlb3woIpG5.png)
後手四間を相手する場合は▲36歩はこの時点では指さないが、先手四間の場合は△53銀と△33角の間に△74歩をほぼ必ず挟みます
これは美濃の場合に適用で穴熊では適用されません
![](https://assets.st-note.com/img/1687780089741-7w8pyf5xw2.png)
▲56銀型に対しては△32金締めを優先させてください
これだけで最低耐久が保証されます。いつでも▲45歩が来ても強く△同歩と取ることが出来るようになります
![](https://assets.st-note.com/img/1687780359860-cEKuf9ySwX.png)
この図が先手四間▲56銀型に対しての基本図となります。
ここから高美濃以上に振り飛車側がしてくるなら△22銀△43金が入るし、ここで▲45歩が来ても全対応可能です
この時点で△41金△22銀なのと本図の△32金△31銀では本図が固さで勝っているというのだけ覚えておきましょう
![](https://assets.st-note.com/img/1687780665561-XGwkdoyf44.png)
ここから中盤へ突入
先手四間でも後手四間でも共通しているのが、銀冠の完成の前に攻めるということ
こちらの穴熊は完成しているので今が一番の仕掛け時
手数の関係で必ず穴熊完成し、銀冠が完成しないようになっています。
ここまでがねっふぃの定跡研究通り
ここからが中盤研究の領域となります
ここまで研究だけで辿り着けたことに感動、定跡を進める!
この手には▲同歩と▲同角の2パターン展開があり、今回は▲同歩
▲同歩の分岐に対してはそのまま△45歩を突いて決戦です
![](https://assets.st-note.com/img/1687785533018-vtqA8QlVsX.png)
ここで相手の対応はおおよそ2パターンあり、▲33角成or▲45同桂の変化
今回は▲同桂の変化でこの場合は△77角成▲同桂と進みます
![](https://assets.st-note.com/img/1687784878796-Np3N9pshbs.png)
ここが疑問手で飛車走りの前に一発△42銀を入れるのが正解
▲53桂成△同金で銀を渡しつつ金が剥がれる展開だった為微妙だったらしい
これは覚えたので次に活かせる
以降はほぼほぼ最善次善の寄せで勝ち切りました
終盤は大満足
基本図作りの成果が出た一戦であった
まとめ
・先手四間美濃基本図研究通りに進み更に中盤定跡が進んだ
・終盤はほぼほぼ完ぺきに寄せきれた為非の打ちどころがない。このレベルの将棋を増やしていけるよう基本図作りは引き続き進める
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