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映画「MY SHINee WORLD」を見て感じた15年のkpop


お久しぶりです。

この前の2月の三連休に実家に帰りまして、その時に母親に

「SHINeeの映画があるんだけど3枚買ってさ」
「友達とでも見に行くの?」
「いや、暇なら行かないかなぁと思って予定ある?」

と言われたもので2つ返事でまた2週間後に実家に帰り、母親、妹、私と親子でSHINee参観してきました。

私がSHINeeに出会ったのは、確かJuliet活動期で「コンテンポラリーバンド」という肩書きの通り、東方神起からkpopにお邪魔しました身としてはあの頃は結構ダークな力強い感じのが流行っていた印象で、2009年代なのですが東方神起だと呪文(2008)とか2PMのheartbeatのような楽曲が結構目立ってて、漢字の漢と書いて「おとこ」みたいな力強く、そして暗く、「お前のせいで苦しいよ」みたいな歌詞が多かった印象があります。
(ミチゲッソとか覚えたもんなぁ笑)

しかし、先ほども言った「コンテンポラリーバンド」の肩書きのSHINeeさんたち。ポップでカラフルな衣装に謎の銀紙のような装飾、そして年増のいかない若い爽やかな青年たち(いうて聞いてた私の年齢もまだ中学生でしたが笑)がなんとも面白いがアグレッシブなダンスに可愛らしくも甘く力強い歌があり、最後のあのダッダラダッダラダーのあの振りは何なんだ!?という印象を受けて、「しかも君たち東方神起の後輩くんたちか!」と思ったのが彼らとの出会いでした。

そのあと私は受験があり、SHINeeさんには大変お世話になりまして、高校に行ってからもいろんなグループに浮気しつつも母親がDream girlから本格的にシャヲルになった関係で車内では無料でSHINeeサブスク状態で、アルバムを自分の意思で聞いていないのに全曲この映画の後にアルバムを流しながら自宅へ帰ってる最中謎の「懐かしい」の現象に陥ったのはなかなかに気持ちが悪かったです(笑)SHINeeのスピードラーニングをしてたようです気付かないうちに(笑)

※ここからネタバレを挟むので映画をまだ未鑑賞の方は飛ばしてください。

※熱量だけで書いたので誤字脱字、後半自分の気持ちを綴っているので、不愉快に思われた方は飛ばしてください。




そんなこんなで母親と妹と映画を見てきたのですが、社会人の女の子が帰宅するところから始まります。その女の子はシャヲルのようで、SHINeeのポスターやグッズ、CDが所狭しと陳列されていて、シャヲルの彼女のお城のような場所でした。

まさに昔の私にタイムスリップした気持ちでした。
あの頃は誰を部屋に招き入れようが自分の気持ちの部屋(好きの詰まった部屋)が世界のどの空間よりも素晴らしいを信じて疑わなかった。
あれから彼氏ができ、ジャニーズが苦手な彼の影響でkpopも懸念されるのではないかとポスターをはがし、グッズやCDも大きなPPケースの中に仕舞い込んでしまったあの頃の私。
けど必ず耳にはイヤホンをさして、ipodの丸い部分を親指でくるくるさせていろんなkpopを1人で下校しながら聞いてたものです。


そんなシャヲルの彼女の部屋から2008年にいきReplyが始まるんです。

もう鳥肌でした。あの頃に心も身体もReplyされてたと(笑)

しかもデカデカと2008とSHINeeカラーも数字がここからどんどん遡ってカウントされていくのですが、その合間合間に、そのシャヲルの女の子のお部屋にキー、ミノ、テミンがお邪魔して
「あの頃のポスターだね」
「これあのときのグッズだ」
「このペン流行ったんだよね」
なんて話に花を咲かせてるのです。

何とも小っ恥ずかしい…
私の部屋でお三方が…(違う)

キーが冊子を見ながら
「2015年までの間で戻りたい時はいつ?」
のような質問でテミンが
「2008年のデビュー前に戻りたい」
と言ってたのにはもうストイックの鬼!と思ってびっくりしてしまったけれど、その後のミノが
「僕たちがデビューしたのが子供だったから今でも30歳だと言ってもみんな信じてくれない。だから僕たちはずっと子供だ!」と言ってたのを聞き、もう君はそのままでいてくれと笑顔になったのが今の彼らのSHINeeというバランスなのかなと思ったり…

そのシャヲルの子の部屋が高校生になり、大学生になり(この時点で妹とシャヲルちゃんと歳の重ね方が一緒すぎて刺さりすぎたと帰宅の車内でひとしきり興奮しましたね笑)その時系列で今までのSHINee WORLDのライブのダイジェストを流していき、輝くSHINeeの軌跡を辿るような形でライブを楽しんでいきます。

とにかく私が刺さったのは
JulietからのRing Ding Dongは鳥肌がブワッとたちましたね。あんなに可愛らしいなかなか今の今までなかったようなコンセプトの曲で手ごたえのある掴みを獲得し(映画内でもキーがJulietから変わったねと言ってたのですがやはり本人たちも気づいてたようですね)からのあの軽快なリズムからの力強いジョンヒョンの歌声で助走つけて繰り出すRing Ding Dong。もう痺れた。いやこの流れすごかったよねと。あんな可愛い子たちがこんな力強いダンスも歌もやってのけるのかと。

あなたたち次どんなの来るのかって、期待してたでしょ?

みたいな感じです来られたのをあの当時の気持ちに戻って体現してしまいましたね…

そしてLuciferからのオンユさん復帰で始まったSherlock。本当に帰ってきたぞ、SHINeeといえばな曲になりましたよね、最初のイントロだけで叫び声あげちゃう教育受けちゃってますよね?ね?

しかもあの踊りよ、あの一歩一歩踏み出すダンス誰考えたのもうあれやりたくなる人しかいないでしょ(笑)

SHINee前からダンスもかなり力入れて「何だその振り付けは!?」みたいなびっくり箱のような開けるまでどんな振りが出てくるのかわからないチームでしたが、ここまできたのかとびっくりした印象がありました。

これ次からも期待するじゃないですか。

みなさん大好きなEverybodyですよ。
私いつもこの曲のオンユさん大変そうで本当に(笑)ごめんね、けど好きだから頑張ってという気持ちで見させていただいてます(笑)
あとキーとテミンの笛ね(笑)だーいすき(笑)

ここまでアップチューンできてSHINeeってこのアップチューンにびっくりダンスでこれからいくのかな?と思ってたらですよ。

viewですよ。私これ革命起きたと思いましたよ。キーも映画で「俺たちは早すぎた」と言ってたんですけど本当にこの後のkpop界のトレンドかよってほどバスケゼッケンみたいな上にバンダナハーパン白ソックススニーカー流行り出したのわかります?

ええ、私はそれでBTSのDNAでVに沼落ちしましたよ(笑)

あの頃まだまだキラキラ王子衣装かダークネスな衣装かのグループの色でどちらで攻めるか決めて多様な時代にSHINee先輩たちがもうノースリーブハーパンですよ。もう革命でしたね。

そして今までアッパーで何だその踊りはって曲だったのがスローで、かつメロディアスな部分を兼ね備えたリズム感もまた楽しいviewを作り出してくれたもんだから君たちはどこまで先取りしていくんだと。

そこからのまた第三変革期(一はJuliet、ニはSherlockだと私は思ってます。異論は認めます)が始まり、ここからの曲はまた彼らが大人になったのも相まってかメロディーもしっかり見据えかつ、「お、まだそんなところも隠してたのね?」というような曲を次々と生み出すのですが、私は結構ここからの曲が好きで
Marreid of the musicもなかなか他のグループでは出せないようなキャッチーだけどどこかダークネスでまたこちらもオンユさんがダンス頑張られておりますよね(笑)

私的にイチオシジャケ写の1of1もまた好きな曲が多く(一曲目のPrismとかとても好きですね、オンユさんの入りからSHINeeのお箱畳み掛けるようなコーラス、ハモリのオンパレード、そして大人な雰囲気。SHINeeさんはリード曲もさながらですがアルバムのサイド曲も捨て曲ないのがまた悩みものですよね笑)本当に素敵な曲をたくさん落としてくれているSHINeeの面々もそうですが、ジョンヒョン、君は本当に素敵な男性だったよ。


An Encoreが流れた後(Selene 6.23だったかな…記憶が定かではないですごめんなさい)最後にジョンヒョンの背中が映るのですが、こんなおっきい背中にたくさんのものを背負ってしまったのかな。少しでもおろして今は楽しく貴方の好きな歌をたくさん奏でてるのかな。と少しおセンチになってしまったり。(しかしジョンヒョンの銀髪オールバックはあまりにカッコ良すぎなかった?と母と妹とひとしきり騒ぎました笑)


この頃には映画も終盤で
Don't Call Me
Hard
JUICE
と流れていくのですが一ファンの戯言をここからちょっと話しますので異論は全然認めます。


まず、ジョンヒョンの後から兵役へ次々と行き、完全復活前に出したアルバム。
The Story of Light Epilogueの楽曲が使われてなかったこと。
私、このアルバムを聞いて「あ、SHINeeは大丈夫」と安堵したのを覚えていて。
この素敵なアルバムを置いててくれた4人本当にありがとうと思った思い出の一枚なのですね。
だからせめて6の曲たくさんするならGood Eveningも流して欲しかったという気持ちです。

そして、昨今のkpopの特徴なのかすごいヒッピーなのが多く、私もhip hopは聞きますがデビュー当初のNCT127も好きだったのに(summer127が好きです笑)イスマン退いた今、SMがなのかわかりませんがあまりにヒッピーすぎて、ファン置いてけぼりな楽曲ばかり多い気がして少し悲しいなと。

あの頃は新曲が出たら掛け声がカナルビ振られてアメブロに載せてくれるオンニたちがたくさんいて、それを必死に覚えたり、掛け声をメンバーの名前順に言わなきゃいけなかったり、タオルを回したり、ペンライトの振り方もあったり、SHINeeだけではなく、あの頃のアーティストと私たちは「曲での繋がり」があったような気がして、そこがまた韓国の文化で日本にない羨ましい文化だったんですよね。

最近の曲はそこがおざなりな気がして、曲が良ければ、ダンスが突起でハードであればいいというものでもないのになんだかファンが置いてけぼりな気がしてHardを聞いてなんだか悲しくなってしまったのも本当の気持ちです。
(Hardは一楽曲としては好きではあります)

映画でも少女が学生から社会人になっているように、ファンも大人になるのです。
Dream girlから入って私の母、今11年です。
母もあの頃の曲を聴いて、体を動かして楽しめる時代がまたきてくれたらいいのになと車内でこぼしてました。

曲の流行り、彼らのやりたい音楽ダンス、それが何だか私とは離れてきてるのかなぁと(SHINeeだけに限らず私はNCTにも同じ気持ちなので今のkpop産業の流行りなのかなとも思ったり、どうなんでしょうか)

そして私が本当にびっくりしたのがDon't Call Meの時のオンユさんのパートの少なさと身体の細さ。確かに彼の良さを活かせてないような気もしなくもないですが、もう細くてびっくりしてしまいました…

今活休されてますが、美味しいもの食べて、見たいもの聞きたいものをたくさん摂取して、貴方のやりたいことをたくさんインプットして心を潤して欲しいなぁと思う気持ちです。

やはり私はダンスも大切ですが、今かなり初期に比べたらキーもかなり歌を頑張られてますし、歌ももう少し聞きたいなぁと思うファン心です。


しかし本当に今まで15年も第一線で走り続けてくれたSHINeeには感謝です。
しかもいつも最高を更新してくれる彼ら。本当に眩しくて、ペンライトが霞むくらい上から照らしてくれる彼ら。私たちばかりもらってるのでは?と思うくらい無垢で純粋な気持ちをぶつけてくれてるのだなと映画を通してさらに感じてしまい、自宅に帰ってきてからもYouTubeやら母親からDVDを見せてもらったりする時間がありました。

これほど生活の中にSHINeeがいたのだと驚いた限りです。(先ほど書いた通り、タイトルも知らない曲を聴いただけで懐かしいと思うほど聞かされてたわけですからね笑)

子供だったと言ってたミノですが、そんな多感でなんでもやりたい、やってみたい時期に私たちへも時間をくれて、青春と引き換えに輝き続けてくれて本当に感謝しかありません。

そしてジョンヒョン。
貴方はずっと作品の中で生き続けています。本当に貴方は大義を成し得ましたよ。なかなかできることではありません。こうやって曲を通して何度だって会いにいくことのできる人なんですよ。なかなかできることではありません。何度も言いますが本当です。
今世にたくさんの贈り物を残してくれてありがとう、生きてる証を残してくれてありがとう、そして辛い時も楽しい時も寄り添えることを許してくれてありがとう。
本当にいつも聞いてます、ありがとう。

そしてSHINee。
これからも貴方達の奇跡の軌跡についていきます。輝かせて、輝いて、照らして、照らし合って。

とても素敵な時間をありがとう。
あの時少女だった、私より。

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