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「仕方ない」ができる関係
宗教や家族における構成員の紐帯が、政党や企業のそれと比べて顕著に強いのはなぜか、という話を見かけて、ちょっと考えてみた。ゲゼルシャフトとかゲマインシャフトとかいうワードはすぐに念頭に浮かぶし、そもそも宗教と家族を政党や企業と対照しつつ一括りにすることにも様々な異論は提出し得るかもしれない。ただ、敢えてこの枠組みに乗った上で言うとするならば、宗教と家族が共同体として「強い」理由の一つは、「そこでの関係が、原理的に自分の意志では変えられない」というところにあるのではないかと個人的には思う。
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