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令和の時代に「おとり」とか

 朝早くから身体が勝手に揺れたので、そのまま目を覚ましてしまった。家がぐらぐら揺れていても「ああ地震か」としか思わずに横たわっていられるのは、私もさすが日本人といったところである。ミャンマーやタイには長年住んだが、こんな経験は記憶にない(私が一時帰国中にミャンマーが地震の被害を受けたことはあったが)。外国人はしばしば日本の地震の多さに驚くことがあるそうだが、それも無理のないことだと思う。

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