あんぽんたんクライシスに対しては、火の玉ストレートを投げるしかない
「◯◯は合わない」と主張している人の発言をよく読んだところ、「それは学問的にも実践的にも(行学ともに)足りていないあなたのほうに問題があるのであって、『合わない』とかいう話ではなく、そもそも水準に達していないから対象のテクストが全く読めていないのです」という案件に遭遇し、切ないお気持ちになってしまった。このレベルのあんぽんたんだと、インターネットを相手にどれだけ喚こうが、もはや「反論」すらしてもらえない。適切な研鑽を積んできた人が本気の批判を向けたならば、知的な能力に差がありすぎるので大人が子供を殴っているような構図になってしまうし、他方で当該あんぽんたんは実際には子供ではないのだから、教育的な配慮をもって「叱る」ようなことも難しいからである。
まあ私が見かけた案件に関しては、あんぽんたんの主張はほとんど誰にも顧みられておらず、したがって影響力といえるほどのものはほぼ皆無といってよさそうな状態だったから、こちらとしても瞑目合掌して済ませるだけでよかった。ただ、魔界インターネッツにおいては、時に「このレベルのあんぽんたん」が一定の影響力を人々に事実上及ぼしてしまう惨禍が発生するので、そうした場合には、あんぽんたんクライシスに対する何らかの具体的な対処をすべきかどうかが問題となる。
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