見出し画像

【カメラマン必読】撮影中の会話について

早寝早起きカメラマンのねこじです。

今回はタイトルにある通りポートレート撮影中におけるモデルさんとの会話について書いていきたいと思います。


まず初めに

撮影とはコミュニケーションです。
ポートレート撮影におけるコミュニケーションとはモデルさんとの会話です。

撮影しないで会話だけしろということではございません。
そんな考えが頭をよぎった人はすぐカメラを売ってパパ活でもしてください。

話を戻します。
撮影中の空気はそのまま作品に直結することが多いです。
もちろん例外もありますがフリーでやってる以上空気が良いに越したことはございません。

撮影が終わってなんかしっくりこなかったなと思う時はそれぞれにあると思います(もちろん自分もあります)

そんな時の原因の7,8割はコミュニケーションがうまくいかなかったという時です。
※他は知りません

どれだけ撮影技術が高くても、使っている機材が良くても、フォロワーが多くてもそうい時はあるものです。

なのでどうしようもなくそうなるときはあるものの、少しでも確率を減らすべく知っておく事をまとめますので全カメラマンは読みなさい。

コミュニケーションをしっかり取ろう

会話は気持ち悪くなく

何じゃそりゃ?と思う方いらっしゃると思いますがそう思った方はだいたい気持ち悪い会話をしてるので胸に刻んでください。

人と話す時に相手がどう感じるかと言う観点がないと気付く事もできません。

モデルさん(特に撮影会など有償の方)はちゃんと受け流してくれてるのでカメラマン自身で気付けない事が多いです。

『じゃあどうやって気づくんだよ』

と思ったそんな人任せなあなたはすぐに会話術の本を片っ端から読んで勉強しなさい。

少なくとも自分が話してる内容でモデルさんがリアクションしてくれるから大丈夫と思ってる人は鏡で自分の姿をみなさい。

最低限の清潔感を

会話と関係ないやんって思ったそこのあなた。

初対面の人間の印象は55%が外見、38%が話し方、7%がその話の内容で決まるらしいです。

高い服を着ろとは言いません。

ユニクロでも無印でも構いません。
最低限清潔感のある服装をしてください。

そうでないとコミュニケーションを取る前からシャットアウトされてしまいます。

面白い会話ができればとそんなの関係ない?清潔感も持てない人が面白い話ができるわけ無いでしょ。

わからなかったらマネキンそのまま一式買えば良い。

会話に入る前にちゃんとコミュニケーションを取ってもらえる服装をしてください。

避けた方がいい話題

それではここから(やっと?)会話の内容に入ります。

どんな話をすればいいかというよりは『どういう話をしない方がいいか』の方が100倍大事になります。

理由は明確でウケがいい話題は人によるが悪い話題はだいたい共通だからです。

なので今から話す内容は今後撮影中は話さないことをおすすめします。

一覧はこんな感じです。

・年齢の話
・居住地の話
・交際相手の話

それぞれ細かく説明します。

・年齢の話

これは多少人による部分がありますが基本は話さないでいいことです。

プロフィールなどに記載されてる方もいるので絶対にというわけではないのですが逆に書いてないということは聞かないでということなので理解してください。

その世代に受ける話題を持ってたとしてもそれはこちら側からするアプローチではございません。

プロフィールにかいてあって同じ年であれば話題に出すぐらいを心がけてください。

・居住地の話

完全にNGです。

年齢の話とは別次元で絶対に聞いてはいけません。

むしろ聞いた時点で心のシャッターが降りると思ってください。

撮影場所まで遠い、近いぐらいなら話題の一つになりますが具体的な場所は絶対に聞かないようにしましょう。

・交際相手の話

これについてはまじで聞く意味がわかりません。

聞く方が頭おかしいですが聞いたところで何も変わりませんし、他人に話したいとは思わないことに気付いてください。

ましてやいないからと言ってあなたにチャンスがあるとでも?

自分で言うのもあれですがカメラマンなんて絶対に付き合わない方がいいです。

話したいならあなたにではなく友達と話してるので聞く必要は一切ない事を認識してください。

いかがでしたでしょうか?

過去の撮影を思い返してください。
聞いたあとなんか変な空気にならなかったかもみたいなことはちゃんと心に刻んでください。

話しやすい話題

続いてじゃあ本題の何を話すべきかです。

絶対的にこれを話しておけばいいなどということはありませんが自分の経験上当たり障りなく話せるなってことを書いておきます。

会話する上での前提編

まず前提編です。

前提?と思うかもしれませんが会話はキャッチボールです質問だけしてる面接官ではないのでそこら辺の話となります。

・相手の話を聞け

自分がどうだったではなく相手がどうだったかを聞きましょう。

その上でこちらからの話もした方が会話が広がるのであれば自分の話も相手の話を聞く前提で続けましょう。

自分の話は誰も興味ないという頭でいてください。

・リアクションはちゃんと取る

基本的に話のきっかけは質問でいいと思います。

ただその回答にちゃんとリアクションを取りましょう。

聞きっぱなしで次の質問では会話とは言い切れません。

『そうなんですか!』『それは大変ですね』でも問題ないので聞いてますというアピールをしましょう。

話題編

続いて具体的な話題編です。

避けた方がいい話題のところでも触れましたがこれについては全員がハマるというわけではないので『あっこの話題興味なさそうだな』と感じたらすぐに違う話題に移しましょう。

・天気の話

まずはみんな安心天気の話です。

天候というのはその場所にいる限り唯一と言っていい共通事項です。

天気良ければ『晴れて良かっですね』
曇りであれば『雨振らないで良かっですね』
雨であれば『雨で残念ですが雨でこその写真撮りましょう』

シンプルでいいのですがあくまでポジションな内容の方がベターです。

ネガティブな話をしていいことなんて基本はないと思ってください。

・話題の芸能ニュース

これは撮影前にXなどで調べてください。

ゴシップ野郎になれと言ってるわけではなく話のきっかけ作りのためです。

例えば『この俳優さん結婚したみたいですが出演されてた〇〇というドラマみてました?』とかです。

話題は連鎖です。
こう回答来たらこうするなどある程度の広がりは考えておきましょう。

・部活動

学世時代の部活なども触れやすい話題の一つです。

運動部でも文化部でも帰宅部でも同じであれば共通の話題になりますし、そこからその分野の有名な人の話に繋げるのもありです。

合わない場合は1ターンで終わってしまう可能性もありますがその場合は潔く違う話をしましょう。

・好きな音楽

音楽を聞いてない人はほとんどいないので好きなアーティストなどを聞くのはありです。

今その人の中ではやってるものを聞いてもいいですし、話題がゼロで終わることはないんじゃないかなと思います。

・撮影を始めたきっかけ

だいたいの人は理由があるため聞いてほしくなさそうでなければ聞くのはありかなと思います。

ここで気をつけるのは何年とか年齢が推測できるような聞き方をしないことです。

探ってると勘違いされる可能性もあるのでゆるく『なんでモデルはじめたんですか?』ぐらいな聞き方にしておいたほうがいいです。

・その場所で見つけたもの、人

外で撮影する場合歩きながらスポットを探すと思います。

その中で気になったものや人を話題にして話すのは有りです。

相手も同じ場所にいますし共通事項という点ではいい話題になります。

最後に

撮影データの振り返りももちろんですがコミュニケーションの振り返りもしっかりしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

強い言葉も多かったですがコミュニケーション能力はカメラマンとしてレベルアップするには必須な習得することができるスキルです。

自分はコミュ障だからなどには言い訳はいりません。

打開するためになにかやりましたか?
少しでもカメラマン、モデルさんにとっていい撮影が増えますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?