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トロイの木馬(ねこ歌詞)

いつからだったか思い出せない楽しいことだらけ
くしゃくしゃな笑顔をいつもみてたい
気付いたときにはまぶたのシャッターが開いたままだった
目元のシワも 時折見えるあの八重歯

想いが破裂するその前に渡したい
私の汲み上げた水は受け止めてくれるかな

あたしの思いを木馬に乗せて送り込もう
気付かれないように ばれないように 詰めに詰め込んだ想いを
受け取ったあなたはまだ知らないでいいんだよ
心の深くに潜って行き 一気に爆発させてやる

並んで歩いてそれだけで早くなる胸の高鳴り
鼓動を押さえる薬を処方ください
わずかに切りすぎた前髪もひとめでみつけられてしまう
入るな危険の看板を横に立てかけて

触れた指先が二人の距離を縮めてく
くしゃみをするぐらい一瞬の出来事だったのに

あたしの思いは木馬にのって進んでいく
終わりの見えない大海の中海図も持たず突き進む
一帯が真っ暗で不安だって届かせる
深く深くライトで照らし深海の宝石をみつけるまで

たどり着いたその先にいたのはよく知る顔だった
見つからないでばれないで見慣れたその顔を

あたしの木馬はあなたが送り込んだもの
深い心の目標地点辿り着く あなたの笑顔が
二人の駆け引きは最初から仕掛けられていた
まんまとはまって悔しいけれど 全然構わない
わたしの思いは あなたにちゃんと届いてる
きっかけなんて関係なくて 隠れてにやにやと笑ってる

備忘録ジャケット納品物


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