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no.72:一周回ってリリー・フランキー

私は日本のドラマを観ません。
海外に居たので
物理的に視聴が無理だったのと
そもそも
あまり日本のドラマが
好きでは無いのです。
この話をしだすと
文字数5千字になっちゃうので
省略します。
でも
どんだけ日本のドラマを観てないか
というと
このフレーズだけで十分でしょう。
「ロンバケって観たこと無いです」


最後に観た日本のドラマは
今年の1月。
海外で息子と一緒にNETFLIXで観た
堺雅人さんの『VIVANT』でした。
皆さんより1周遅れで観ています。

私は堺雅人さんの大ファンです。
大河ドラマ『新撰組!』で山南敬助役に一目ぼれしました。
そういう女性は多いと思います。
その他、堺さんの好きな役柄は

『ジェネラルルージュの凱旋』の速水センター長役
『リーガルハイ』の古美門研介役
大河ドラマ『篤姫』の徳川家定役です。

「あら?あれは好きじゃないの?」って言われても
そうなんです、好きじゃないんです
『半沢直樹』

あ、なんだか私ったら
結構、日本のドラマ観てますね!

脱線して堺雅人さんを熱く語る


さて、
脱線から戻ってきました。

昨日、めずらしく
日本のドラマをNETFLIXで観ました。

キャッチフレーズが
こいつら全員土地(とち)狂ってる

2017年に起こった
積水ハウスの地面師詐欺事件

私にはとても大変ショッキングで、今も鮮明に覚えている事件です。

この事件を下書きにして作られた新庄耕氏原作の『地面師たち』をNETFLIXでドラマ化したものです。

明日が日曜
それを良い事に
昨日の土曜に
全7エピソード一気観しました。


感想は「非常に良く出来ていて、スリリングなドラマでした」という月並みな感想なのですが、そもそも「観よう」とおもったきっかけは、リリー・フランキーさんが出演しているからでした。

『地面師』については、当時、衝撃を受けて個人的にドはまりした事件で、色々と調べたり本を読んでいた過去がありました。
ドラマ化に興味は持っていましたが「時間があるときに観よう」補欠扱いのスタンスでした。

私はリリー・フランキーさんのファンです。
リリーさんはマルチタレントですが
80本近くの映画に出演している、大物俳優です。
私はやっぱり『万引き家族』の柴田治役に今尚、感動しています。
「底辺の生活を支える万引き、薄汚れて狡い感じが漂う下町の日雇い労働者、けど人情家の中年男」最高のハマリ役でした。

今回の『地面師たち』も
リリーさんの役はハマリ役でした。
定年を目の前に控えた捜査2課のベテラン刑事で
郊外の住まいは中古で3600万円ローンで購入。
どこの家庭にも見え隠れする長年連れ添った配偶者との不和。
という背景が実に合っている演技でした。

勿論、SONGS(NHK)のリリーさんはオシャレだし、美大出身で絵も描き、さらには文筆家。芸能界に所属する為に生まれてきたような、多才プレイヤーです。


私は50歳です。
お正月も49回経験した
この世検定2級です。

3級時代の40歳の時も
リリー・フランキーさんが好きだったから
やっぱり一周回ってもファンです。

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