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no.27:美人は自由に恋愛ができない

『ザリガニの鳴くところ』を観て思ったこと



これは原作で読まないとならない・・・
と昨夜、Amazon Primeで
『ザリガニの鳴くところ』を観て思いました。

「あと4日間で本作品は放送を終了する」という文字を
アマプラで観たときに
おそまきながら、
「あ、やば、なんかタイトル聞いたことあるし、観とこ」
と思い、
観始めました。

アマゾンのサービス圏外に住んでいた

私はアマゾンの配達なんて無い国に
直近まで住んでいたので、
「アマプラ観るなんて・・・」超贅沢な日本の休暇
しかも、
この『ザリガニの鳴くところ』が
どのくらい放映期間があったのかは不明ですが、
2022年の映画でした。

涙した箇所

数か所、主人公の少女が可哀想で涙してしまいましたが、
自立を掴んだ女の成功物語でした。
いちばん、泣いてしまったのは、
主人公の湿地の少女の弁護士によるクロージングステイトメント(closing statement)です。
この陳述は、裁判の最後に行われるもので、弁護士が陪審員に対して、自分の側の証拠や証言を総括し、どのような評決を下すべきかを説得する機会です。
私もこの事件の陪審員だったら
このクロージングステイトメントを聞いたら
not guilty(無罪)を選ぶでしょう。

美人に不都合があるならば・・・

「美人は好きな男性と付き合うのが難しい」
と思います。

次々と男性が告白をしてきます。
「付き合ってくれ」
「結婚してくれ」と

なので、考える暇もなくグイグイと相手側に連れ去られてしまいます。

「そこまで好きか分からないけど、相手に不足は無さそうだし、付き合ってみようかな・・・」

『ザリガニの鳴くところ』の主人公の少女もそう観て取れました。

美しさは人を引きつける要因ですが
長期的な関係になると、
内面の相性や価値観が合わなくて放り出されます。

美人は三日で飽きる


美人であっても、内面で共感できる人や心地よい関係を築ける人が最終的にパートナーとして残ります。
本作品の主人公の少女も、次第に年を重ねていきますが、常に寄り添っている男性は彼女の内面を心から愛して、添い遂げます。

ありがちですが、男性側は勝手に求愛をグイグイしておきなが、飽きれば美人は放り出されちゃうんです。

気の毒ですよ。

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