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ファンをつくりなさい!

こんにちは、こんばんは。

昔からよく言われるのが「親しみやすい(話しやすい)」ですね。

その場にいるだけで雰囲気が明るくなる。ふらっと話しかけたくなる。
そんなムードメーカーという名の陽キャに憧れた時期がわたしにもありました。

幼少期は知らない人に大きな声で挨拶できちゃう社交的な子でした。
それが気づいたら、初対面の人と話すの緊張する。人付き合いが苦手。警戒心が強い。周りからどう思われてるのか気になる。沈黙無理。などなど、人見知りのコミュ障になってました。

親しみやすいと言っていただける理由は恐らく、よく喋るタイプの人見知りコミュ障だから。

初対面めっちゃがんばっちゃいます!
とにかく笑顔。ニッコニコ。相手に話題を振ったり、共感しつつ話を広げたり、自分のことを面白おかしく話してみたり。身振り手振り、ちょっとオーバーなリアクション大事!

友達に言われた「合コンにはとりあえず、ふじも連れてけばどうにかなると思ってるから!

うん。そういうこと。

はじめましては全てこんな感じで乗り切ってきました。めっちゃ疲れます。
ただ、この初対面いい感じ〜が一生続くわけがなく、慣れてきた頃に素が出始めちゃいます。

最初に好印象100で入っちゃうと、後は落ちてくだけですよね?気を抜いてちょっとヘマをすると、あれ?そんな子だったの?
人の評価って落ちるの一瞬ですね…自業自得やけども。残酷や。

このままではいかん!と思い、素の自分を最初から出そうとするけど、こびりついた習慣がそう簡単に抜けるはずもなく。
はじめましての人とお話しする機会が増えたフリーランスの今も、安定のよく喋る人見知りコミュ障してます。

最近、デザイン業の合間にカフェのお仕事を始めました。
先日が初出勤。店長さんがわたしの接客をすごく褒めてくれました。

「人と話すのってどうしても緊張しちゃうし、初日はとくに躊躇するものなのに、すごいね。年配の方への気遣いも良くできてる」

自分自身全く意識していなかったんで、めちゃくちゃビックリしました。
人と話すの苦手だし、緊張してたはずなのに、できてた?き、気遣い?なにしたっけ??

その時、ふと思い出したのが専門学生の時のキャリア相談です。

面接の受け方とか、そもそも履歴書はこれでいいのか、ポートフォリオのチェックなどなど就活についてアドバイスをもらう為、キャリア相談を予約しました。

こういうの煩わしく感じちゃうタイプで、当日ギリギリまで嫌だな〜と思いながら過ごしてたのを覚えてます。先生から圧を受けて仕方な〜く。

個室で待ってると、おばさまが入ってきました。
挨拶をすると、なぜか爆笑。ぽかーんとしてるわたしに第一声「あなたは場の雰囲気を変える力があるね

???

いきなりの謎パワーワードで、その後のことはあんまり覚えてないけど、とにかく人柄を褒められた気がします。
あと、いいこと日記を付けなさいと言われました。
その日あったちょっとした良かったこと、おやつに食べたアメがおいしかったとか。アメの袋を貼り付けてみたり。(そのあと実践してみた話はまた別の投稿で)

肝心な就活関連の話はとくになく、なんだか不思議なキャリア相談を終えました。
後日先生に話したら、なんやそのキャリアアドバイザーは!ってキレられましたが…

・・・

店長さんからのお褒めの言葉に、よく喋る人見知りコミュ障はいつの間にか自分の一部として染み付いていて、無意識にいい方に振れることがあるのを実感しました。がんばった意図的ではなく。

最後に、謎キャリアアドバイザーさんに言われた「自分のファンをつくりなさい

どうやって?てか、どういう意味?!
よく分かんないまま印象に残ってたこの言葉の意味をなんとなく感じ始めてる今日この頃です。

おわり。

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