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noteの始まりは突然の思いつきから:非常勤講師がCOVID-19の中で迷走した記録を綴る(予告)

 COVID-19の影響下,手探りの中で走った2020年度の前半が終わりました.要請を受けて遠隔授業なるものを用意し,顔の見えない100人以上の学生にオンライン講義を提供し終わったところで一息.そのあとは毎回のコメントペーパーの提出状況などから出欠を把握し,提出されたレポートを採点するわけですが,これがきちんとやろうとすればするほど想定していた以上に気が遠くなる作業量で,文字通り泣きながら採点することになりました.なかなか進まない作業に,家族にも学校にも心配と迷惑を掛けました.しかし,それでも何とか自身を奮い立たせ,成績として提出したところでようやく一段落.あとは成績評価への再調査等の事後処理に対応しつつ,今は年度の後半の準備を進めています.

 学期と学期の間,少しだけ心と身体が落ち着いたところで,ここ数ヶ月に取り組んだことを家族との会話で溜めておくのではなく,インターネットのどこかに記録として流したくなりました.我ながら何と突発的な思いつきであること!とは思います.いつまで続けられるかわからないし,閉じるときも急な思いつきになる可能性はあります.けれども,しがない一非常勤講師として,いま流しておきたいいくつかの記憶や感情があり,その思いが少しでも強いうちに,淡々と記録していきたいと思っています.

 発信媒体はお手軽に,ということでnoteにしてみました.これにも特に深い考えがあるわけではないですが,ブログだと見栄えも含めていろいろ凝りたくなってしまうので(※趣味のブログはすでに別名で書いています),あまり体裁に気を使わず,書くことに専念できそうなnoteが良いかな?と思ったことくらいでしょうか.noteのサービスがいつまであるかはわからないけれど,少なくともわたしがいま書きたいことを気が済むまで書く間は続いてくれることでしょう.

 願わくば,わたしの文章の何かが,世界のどこかの誰かに響くと良いなと思うけれど,それはおまけみたいなものなので,無理せずに書けるところまで書くつもりです.

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