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ヒプノセラピー体験

ヒプノセラピーを受けにいった。

たしか、2014年の4月のあたまくらいだと思う。桜がだいぶ散っていて、あ、まだ少し残っていると思った記憶がある。

そのサロンはある有名な神社の近くの古民家で、私が中学生のころ部活でよく走っていたあたりでなつかしいな、とかおもいつつ歩きながら会場に向かった。

サロンに入ると、真ん中にベッドが置いてあった。

整体とかの施術でも使うようで、施術用のベッドのようだった。

アイマスクを渡されて、ベッドに寝る。

あかりは消さずに、部屋は明るいまま。

ひととおり簡単な説明を受けたあと、セラピストさんの導入ではじまる。

まず階段をイメージして降りていく。

降りていくとそこに扉がある。

扉をあけると、眩しい光がみえる。

そこには草原がひろがっていて、赤茶けた山という景色がひろがっていた。

そして、手足の長い人が後ろ向きでたっていた。


そのときは立っているのが自分なのかとおもったが、あとから考えると別の人だ。

自分は後ろからその人を見ている。

見晴らしがよい丘の上のようなところで景色をみている。

気持ち良い風が吹いて、草がそよそよと揺れている。

木や灌木は見当たらず、かなり乾燥した環境のようだ。

背が高い人は長いオレンジ色の髪の毛をしている。

青いスプリングコートのような服を着ていて、パンツ姿で、白い帽子をかぶっている。

靴は白くて長いブーツだ。

見たことがないイカのような滑らかで光沢のある材質をしている。

しかし見慣れない光景と、手足が長すぎるその人。

ここはどこなのだろうか。