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気持ちのきろく

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特にテーマなく徒然なるままに書いたnote。
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#大学院

一旦諦めたから見えたこと

白状しますと、院生なのに一回研究を諦めました。代わりに、ダンスを1ヶ月毎日18時間ぐらい練習しました。 知的好奇心は高い方なのに全く研究テーマも定まらず、本当にイギリス史の本を読む気も起きなくて大スランプ時代がやってきたのです。 せっかくの最後の学生期間なのに、決まらない研究テーマに鬱々としたらもったいない、もう修了できなくて留年でも退学でもいいやと振り切りました。 * ダンスに明け暮れていたある日、小関隆先生の著書出版記念に茶話会がzoomで開かれるという知らせを受

ないものねだり

私は尋常ではないぐらい隣の芝生が真っ青に見える人である。 友達が持ってるDSに憧れて誕生日プレゼントにおねだりするような心のまま大人になってしまった。 ゲームとかおもちゃだけならまだ可愛げがあるのだが、小5で急に物欲が途絶えた後は、芸能人みたいに踊れるスキルが欲しいからダンス始めるとか、学歴がある人が羨ましいから、自分も大学目指すとか、我ながらだんだん要求が高度になっていった。 なんで高度になっていったかというと、手に入れても満足できなかった、その一点だけである。 頑