![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36021721/rectangle_large_type_2_0b649a6c45f19045b1e90ec168df12aa.png?width=1200)
Real Face9「舞花」
難波、PM16:02。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36021825/picture_pc_3158b4e6ae176ade264dbde9c162f29f.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36021824/picture_pc_a349d37be5306fa128cf0e4be41dd33b.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36021827/picture_pc_1bc8e29b87fb738758faf4174a6bab0c.png?width=1200)
「被写体を始めたきっかけは、何か表現する場がほしいなと思って。昔舞台役者してて。23の時、それだけじゃ食べていけないな、と思って働くことにしたんです。そこから、去年の夏手前まで、付き合ってた彼にあまり自由がなくて。お別れして、自由になった時に、何かしたいな、何かあるかな、と思った時に、写真を撮ってもらう機会があって、それをきっかけに始めました。」
「写るようになったから、色んな欲が出るようになりました。昔にない発想が生まれたり、自分が変わったなと思います。」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36021899/picture_pc_381f81949221865f512d6faf42c46cdc.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36021901/picture_pc_9a904c8e7432c3c9c7ec5f7a0e97cbbf.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36021900/picture_pc_1ba68d941ebb22e60ae731350e4176b3.png?width=1200)
「それまで、付き合っていた彼に否定されることが多くて。自分でもどんどん否定するようになって、ネガティヴになってたんですけど、写るようになってから、ひとに知らされる自分の良さとか、自分で気づける良さとかがあって、そんなに悪くないんだな、と思えるようになりました。結構自分のことを気持ち悪く思うことがあったんですけど、なくなりました。だから今、自分が写りたいと思って写ったり、そういうことを素直にできるのが楽しいし、楽です。」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36022060/picture_pc_d01d05f35c42b3d7443dd4e8b20755b9.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36021990/picture_pc_6e1d5a2a49bef2a13ca365ba53270a05.png?width=1200)
「わたし、3人兄弟の一番上で、ひとの面倒を見るのが好きで。逆に自分をかわいいかわいいって言ってこなかった。思春期に母親が病気をして、あまり甘えれることがなくて。てなると、甘え方とかが年々わからなくなっていっちゃって。だから、自分をかわいいかわいいしてもらいたかったんだろうな、と最近になって気付きました。」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36023731/picture_pc_d6b5ce68cafd756916c1b57194c5d504.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36023732/picture_pc_9a19c33ed2c9039c115dfbc8adcaccf3.png?width=1200)
「写真を見て、かっこいい、てよく言われるんですけど、かっこいい自分をやってるのも、さみしいとか、甘えたいとか、かわいがられたいな、て気持ちを守ってるのかもしれないですね。」
インタビューを終えて向き合った彼女は。
とてもさみしそうに、でもすっきりした顔で笑っていた。
さみしい、という言葉が、彼女を解放しているように思えた。
special thanks to 舞花(TwitterID@mik_mik_photo)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?