2022.3.8

夜。
やはり彼に抱き潰される。
ただ、ピロートークを少し長めに取ってくれた。
彼の好きなもの。
わたしの好きなもの。
嫌いなもの。
旅のこと。
家族のこと。
そして、これからのこと。

迎えに来るから、と言って彼は故郷に帰って行った。
どこまで信じていいのか、まだわからないけど。
わたしはやはり、まあまあ本気で彼を好きになっている。
夜、彼の寝息を聞きながら、ああ、いとしいってこんな感じだっけなあ、などと思ったりしていた。

愛か。
愛かよ。
くそ。
愛か。

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