ねこ大統領の災害対策。

今回の台風は無事に過ごせたものの、備えの重要性は痛感した。直前では手に入らないということも学んだ。

幸いにもねこ大統領の官邸は、ロフトがあるのでそこを備蓄倉庫代わりにできる。

東日本大震災後でも備蓄には消極的だったねこ大統領だが、台風後の実家に行った際に気が変わった。

実家では、水はあるものの保存食が絶望的にない。しかも、その日に缶詰開けて食べてるし。

これは、いけない。最低3日分の食料もない。
災害時には、ねこ大統領が食料の確保をしなければならない。

ねこ大統領は考えた。まず、非加熱系の食料と水を確保。次に加熱系の食料と調理器具。後は簡易トイレ。とりあえず、これだけは揃えようと考えた。

こういう事は、ネットで調べても良いかもしれないが、途方もない備蓄リストに辟易してしまう。今回は、ねこ大統領が考えて行動することにした。

調べないとなると、何となくの基準は亡くなった祖父の従軍体験談や、本で読んだ旧日本軍の体験談になる(と色々購入後に気付いた)。

まず、非加熱系食料からの購入。
氷砂糖入り乾パンは、伝統的な非常食ではないだろうか。祖父の体験談で、間抜けな奴が氷砂糖を先に全部食べて後から苦労した、という重要そうでどうでもいい話を思い出した。最近は、缶詰の御飯もなったので珍しさに購入。爪の皮1枚だけ自衛隊員気分。

次にアルファ米を購入。このアルファ米は、美味しい。災害にあってないけど経験済。しかし、ちと値段が張る。

ここまで揃えて、またねこ大統領は考えた。

当たり前だが、非常食は基本的には1人1食だ。
3日以上の場合は、どうしたものかと思った。

そこで、ふと大分前に読んだインパール作戦に従軍した兵士の手記を思い出した。
確か銃器は失くしても、飯盒だけは失くさないようにしたと。

もう、飯盒しかない。必ず購入しなければ。

となると、火をおこすものも必要だ。 
太陽の光で火をおこせるキットも買った。
できればナイフも欲しいと考え、意気揚々と帰宅した。

上記の通り自分の見識だけで揃えようと思った結果、サバイバル術が半世紀以上前だったようだ。
携帯コンロを買えば解決するということに時間はそうかからなかった。

つづく

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