16歳の少女に思うこと

国連でのスピーチで話題になった少女にねこ大統領が思うことがある。

と、思ったらトランプ大統領のツイートにねこ大統領自身が思っていることが書いてあった。

「幸せな少女」。まさにこれに尽きる。

トランプ大統領は、皮肉を込めたらしいが、ねこ大統領の場合は素直に思う。

まず、学校に行かずストライキを許してくれたご両親。飛行機に乗りたくないという気持ちを汲んで、ヨットを手配してくれたご両親。少女を全面的に受け入れる家庭。

これが幸せでなくて何と言う。

そして、スピーチ会場で激しく感情を露わにし、世界の首脳達を罵倒したのに、割れんばかりの拍手。10代が逆立ちをしたって叶わない夢を叶えた。

家庭のみならず、国連でも受け入れられた。
これが幸せでないとしたら、なんだろう。

ただ残念なのは、本来ならばこのスピーチの内容だったら、拍手は起きないはずだ。もし、世界の首脳達がスピーチを聞いて内容に真摯に向き合ったら、静まり返るのではないだろうか。

結局、16歳の少女が、遠路遥々ヨットでNYまで来て、経済発展しか考えていない(と思い込んでいる)大人達を罵倒しただけになったと思う。

この手の環境問題は、政治的に声が大きいと称賛される気がする。ほとんど科学的な議論は取り上げられない。

ねこ大統領は、幸せな少女よりも、再生可能エネルギーを研究している教え子に国連でスピーチをしてもらいたいと願っている。

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