いつも通り、ねこ大統領。

 人間の世界は、何やら大変そうである。イベントの中止が相次ぎ、SNS上はイベントのキャンセル告知でいっぱい。デマも含め何やらコロナノイローゼなるものも出現したそうだ。
 もちろん、ねこの国もデマが横行している。やれ、「カリカリをたくさん食べるとよい」やら「コロナウィルスに感染するとカリカリが美味しくなる」等、とんでもないデマが横行している。

 ねこ大統領の公務は、いたって普通に行われている。元々が低空飛行だから、SNSや世論といったレーダー網に引っ掛からない。まあ、小学校の指導がなくなったくらい。これも、収入源ではあるが、この時期の精神的ストレスを天秤にかけると断然休みになっていることが、プラスになっている。ついでに、OB会のホールでの演奏会も延期になったから(これはお金にならない)、ここ数年振りに心穏やかな日々を過している。

 とはいえ、小学校の方は練習が1ヶ月もない。休み中に練習に励む小学生なぞ皆無だろうから、それぞれに宿題を送付して、主力の子には、現地のスタジオにてレッスンをすることにした。
 ビジネスという点では、全くのボランティアになってしまうのだが、毎年のドタバタ&精神的ストレスに比べたら段違い平行棒である。

 ただ、知り合いの状況を聞いていると、今回の騒動は大事なのだと感じる。

 まず、ライブが中止になるのは集客力があるバンドやそれで収入を得ているミュージシャンは、痛手であろう。次に、レッスンのキャンセルもまた地味にミュージシャンに打撃を与えている。
 ねこ大統領も少しばかりレッスンをしているが、生徒にレッスンのキャンセルがあるそうですよ、と伝えたところ。「バッカじゃねーの?!」という返答を頂きました。どうも、ねこ大統領のレッスン生は、個性的でありがたい人達みたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?