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新型ヴェゼルが納車されました

やった!契約から約4ヶ月。ついに新型ヴェゼルが納車されました。実は、既に1ヶ月たってるんですけどね。1000kmほどは走ったので、今回はファーストインプレッションをざっとまとめてみます。

現在の納車の状況

新型ヴェゼルは半導体不足の影響も受けて、私が購入した中間グレードZで半年待ち、上級グレードPlayで1年待ちとなっていました。私の場合、契約時に8月頭と言われて、途中9月中になりそうと言われていましたが、結局当初の8月頭に納車となりました。納車の時点のディーラーさんのお話によると11月ぐらい予定だった人が9月末あたりになりそうと言っていたので、どんどん改善されると思いきや、最新の状況では9月納車予定の人が、1〜2ヶ月伸びると連絡来ているようです。

私の担当さんのお客さんの中では私が最初の納車だったそうです。ディーラー全体でも早い方だったそうです。まだ珍しいので納車前にピットに駐車していたマイカーを試乗できないかお客さんから聞かれることが何度かあったそうです。現在、ディーラーにある試乗車はPlayだったのですが、Zを検討している人が圧倒的に多いのでZに試乗したいということみたいです。

納車

ネットを見ていると花束渡されたり、写真撮られたりする場合があるみたいな話をよく見たので、そんなことやられると嫌だなあと思っていたのですが、極めて事務的な感じで終わってよかったです。

新型ヴェゼルはネット経由でアプリからエアコン付けたり、ライト消し忘れ確認したりできるようになっていて、そのアプリへのアカウント登録とかをディーラーでする必要がありました。このへんが結構時間かかりましたね。でも、アプリで車を監視、操作できるのは、ガジェット感あってなかなかワクワクです。

結局、全部で2時間弱で納車は完了となりました。

ファーストインプレッション

疲れづらい

一日で500キロぐらい走ってみたのですが、これまでレンタカーなどでよく乗っていたコンパクト系の車に比べると明らかに疲れづらく、楽に運転できました。主にレジャー用途で長距離乗ることが多いので、この辺は気になっていましたが、すごく楽でよかったです。

要因としてはいろいろあると思いますが、シートが安定していること、減速セレクタをうまく使うことでペダル操作を少なくできること、高速でのACC、レーンキープアシストあたりが効いていた気がします。走りが結構上質で振動が少な目なのも効いているかも知れません。

高度運転支援システム(ADAS)が良い

上でも書いたACC、レーンキープアシストは、やっぱりあると全然満足度違います。割としっかり使ってみましたが、比較的安心して使える感じでした。ACCは、前に走行している車に追従しながらペダルを踏まなくても走り続けてくれる機能ですが、高速上ではほぼ有効にし続けていました。その間ペダル操作は不要なので、本当に足の疲れが少なくなります。追い越しのためレーンを移ったときの加速は、非常にクイックで個人的なフィーリングにはあっていました。ただ、この辺は人によっては加速が激しすぎると感じたりするかもしれません。渋滞で前の車が停止していたとき、これ止まるのかな、と心配になってブレーキを踏んだことが1回だけありました。多分止まったと思うんですけどね。

レーンキープアシスト(LKAS)は、白線の中央を走るよう自動でハンドル操作してくれる機能で、ACCと一緒に使うと実質自動運転と変わらない状態になります(ハンドルを握っていないと車に怒られますが)。こちらも、高速ではほぼ安定して使えます。ただ、LKASを使っていると、LKASが解除されたときハンドル操作のし忘れをやらかしてしまいそうで、便利すぎるのも問題かもなあ。今回ヴェゼルのLKASは65km以上で有効にできて、50km以下になると自動で無効になるのですが、全車速で効くようになって欲しかったです。新型シビックは対応しているので、技術的には完成しているのでちょっと残念。

減速セレクタは慣れるとかなり使える

意外だったのが回生ブレーキの効き具合を調節できる減速セレクタが良かったこと。減速セレクタをうまく使うと、交差点での左折、右折、低速域での前車との車間維持、坂道での速度抑制がブレーキを踏むことなくかなりできました。感覚的には減速セレクタを使って手でブレーキを踏む感じです。

ただ、ちょっと慣れが必要です。Bレンジに入れるか、走行モードをスポーツにすると選択した減速レベルがずっと維持されるのですが、Dレンジに入れて走行モードをECON、ノーマル選択にしていると、一定時間で選択した減速レベルが解除されてしまいます(おそらく一番低い減速レベルに戻る)。なので、減速したいときごとにパドルを操作して減速レベルを上げる必要があります。この辺は慣れれば自然に操作できるようになりそうですし、加減速が多い街中では割り切ってBレンジで走るというのでもいいかもしれません。いずれにしても、ペダルを頻繁に踏み変えるより、パドルをちょこちょこっと操作するほうがずっと楽なので、これは意外に使えます。正直、減速セレクタなんか使うのかと思っていましたが、使い方を工夫すればかなり良い感じです。

ちなみに、上で一定時間で選択した減速レベルが解除されると書きましたが、一定時間ではないようです。一定の速度まで車速が落ちたときに解除されたり、逆に車速が落ちないまま一定時間?距離?走ったタイミングで解除されるようです。

停止状態ではエンジンがかかっても静か

停止状態でエンジンがかかってもほとんど気づかないぐらい静かです。あまりやっちゃいけませんが、ドライブ中ちょっと仕事の会議に参加する必要があり、迷惑にならないところに車を停めて車内でZoom会議をしていましたが、エンジン音は全く気になりませんでした。社外からの音もかなり抑えられているので、おそらく私が車から会議に参加していると気づいた人は居ないと思います。なので、停止状態で発電のためにエンジンを回しても、車内にほとんど音は入ってこない感じで良かったです。

踏み込むと結構エンジン音はする

逆に走行状態で一気に加速しようとすると結構エンジンが唸ります。ホンダは、シフトアップしているような制御の演出をわざわざ入れているので、わざと唸らせている気もしますが。ただ、不快になるうるさいエンジン音ではないので、まあこんなものかなと言う感じです。印象的にはエンジン音よりロードノイズのほうが聞こえると思います。よく言われていた風切り音は100kmまでで走っていた感じでは、まったく気になりませんでした。

カーナビはひどい出来

これは他でもメーカー純正はこんなものかもしれませんが、カーナビの出来ははっきり言って悪いです。まず、検索してもろくにヒットしません。登録されているランドマークが貧弱だったり、検索システムがあいまい検索のような柔軟性を持っていないということあたりが原因な気がします。ここを補完する仕組みとしてNaviconがよく使われているわけですが、ヴェゼルのメーカーナビはNaviconに対応していません。ひどい。仕方がないのでNaviconで検索してマップコードをナビに入力して目的地設定するという回りくどいことしてます。ナビの検索をまともにするのは大変だから、とにかくNaviconに対応して。あと、ナビのメニューバーがあるのですが、そのメニューの並びを変更できないことも良くないです。マップコードで探す、とかをメニューに並べたいのにできない。あと、近づかないと道の一部が表示されないことがあるところも謎仕様で悪いです。例えば、一見一本道で表示されてるんだけど、実は交差点があって、交差点に近づくと突然その交差点付近の路地が表示されたります。なんなんですかこの仕様。わざとこんな表示にしてたとしたら、どういう意図か教えてほしい。

とカーナビに関しては正直不満です。コネクトディスプレイ自体は、タッチのレスポンスもとても良いし、表示もきれいなので満足なんですけど、ナビアプリだけが本当にひどいです。

とまあ、ファーストインプレッションとしてはこんな感じですかねえ。総じては満足できる車です。買って損した、ということは全く感じていないですね。今後、もっと乗りまくって行きますので、たまに車のことも書いてみたいと思います。



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