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【アニメメモ】お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(2023)

YouTubeでたまたま目に入り
真昼が可愛いと思い、
実際にアニメ本編を見てみたら
周もイケメンで、女性を扱う時の参考になりそうだな、と。

周と真昼の夫婦生活を楽しむアニメです。

1.あらすじ

進学して一人暮らしを始めた高校一年生の藤宮 周。
彼の住むマンションの隣には、学校で一番の美少女・椎名真昼が住んでいる。
特に関わり合いのなかった二人だが、雨の中ずぶ濡れになった彼女に傘を貸したことから、不思議な交流が始まった。
自堕落な一人暮らしを送る周を見かねて、食事をつくり、部屋を掃除し、なにかと世話を焼く真昼。
隣同士で暮らす二人は、ゆっくり、少しずつ、お互いの心を通わせていく。

これは、可愛らしい隣人との、甘くて焦れったい恋の物語――。

アニメ公式HPより

2.主な登場人物

2.1 藤宮 周(ふじみや あまね)

アニメ公式HPより

本作の主人公。
中学時代に友達だと思っていたグループから、
実はただの金づる扱いをされていることに気づき、
そこから人間不信に近い状況となり、
高校からは地元を離れて一人暮らしをしている。

掃除や料理等の家事が壊滅的にできなくて
自堕落な生活を送っていたところ、
真昼と出会い、健康的な生活に変わっていく。

一見ぶっきらぼうに見えるが、
真昼などへの行動から実は細かい気配りができ、
男としては見習える部分が多いように思えた。
中学で人間不信になる前の性格を見ても、
実はとても良いやつだと思われる。

作中では、普段は見た目は野暮ったく陰キャ系だが、
真昼と二人でお出かけするときは服もおしゃれをして
髪を上げるとイケメンで、
その姿が周だと気づかないとのこと。
だが、私からしたらどちらの周もイケメンで、
良い意味でオシャレ前後でそこまで違わないように見える。

後述する真昼の家族仲は最悪だが、
藤宮家はそれとは対照的に両親も良い人で、
家族仲は良好である。
藤宮家の家族仲だけを見ると、
周がなぜ一人暮らしをしているかわからなくなる。

2.2 椎名 真昼(しいな まひる)

アニメ公式HPより

本作のヒロイン。
品行方正で成績優秀、運動神経や容姿も良く、
学校では「天使様」と呼ばれ人気だが、
実は本人はそのことを快く思っていない。

ある日、雨の公園でずぶ濡れになっているところで
周と出会い、その後、周の隣の部屋の住民だと発覚する。
そして周宅と周の食生活の惨状を目にして
それ以降、周の食事と身の周りの世話をするようになる。
その姿は周の妻というか、おかんというか。

先述した藤宮家とは対照的に、
真昼の両親はお互い好きで結ばれたわけではなく、
真昼も望まれた子ではなく
親から疎まれ親の愛を知らずに育った。
料理等の家事が得意なのは
お手伝いさんに教わったからだとのこと。
家にお手伝いさんがいて、高校から一人暮らしをさせてくれるあたり、
椎名家は裕福な家だと思われる。

真昼は最初はクールでツンとした感じだが、
周たちとの交流を通して心を開いていき、
だんだんと素の部分を出してくるが、
そこがとても可愛い。
真昼は犬タイプか猫タイプかで言ったら猫タイプだろう。

2.3 赤澤 樹(あかざわ いつき)

アニメ公式HPより

周の数少ない友達・話し相手のひとり。
中学卒業後、人間不信だった周とどうやって仲良くなったのかが気になる。
千歳と付き合っていてラブラブ。

真昼と暮らし始めてからの周の変化にいち早く気づき、
周と真昼の関係を知った後は
視聴者の思っていることを周に代弁してくれる的なポジション。

2.4 白河 千歳(しらかわ ちとせ)

アニメ公式HPより

樹の彼女。
いわゆる元気・活発系な女の子。
周が嫌がりそうな系統に見えるが、
そちらも周と仲良くなった経緯を知りたいところ。

真昼とはベクトルが違うタイプだが、
周と真昼の関係を知ったあとは真昼と仲良くなる。

2.5 門脇 優太(かどわき ゆうた)

アニメ公式HPより

周たちのクラスメイトで、イケメンで陸上部のエースなことから「王子様」と呼ばれているが、こちらも本人は良く思っていない。

バレンタインデーで女子からチョコレートを貰いすぎて困っているところに
周からレジ袋を貰ったことをきっかけに、
周たちと仲良くなる。
その後は樹と共に、視聴者が思っていることを周に代弁するポジションに。

3. 周と真昼の関係性について

周と真昼の共同生活はまさに夫婦生活にしか見えない。
本作は主にそこでの甘い雰囲気を味わう作品ではあるが、
私が良いと思ったのは、よくありがちな好意を全面に出してぶつけ合うだけでなく、
お互いがお互いを尊重しあっているように見えるのが伝わること。
自分も彼女ができて結婚した後も、そうでありたいと思う。

また、周と真昼の距離感。
毎回、真昼にあれだけ好意を見せられたら、
私だったらガツガツ突っ走ってしまいそうだが、
周の場合は良い意味でガツガツしていないというか、自制しているというか。

よく若いうちに恋愛で失敗しろ、と言われるが、
それは若いうちに経験を積んで異性との距離の取り方を体得しろということなのでは、と思う。
世に出回る恋愛指南本を読めば知識としては頭に入るが、それをアウトプットしなければ身につかない。
今の私にまさに欠けている部分。
ガツガツ行き過ぎると相手に引かれるし、
かといって興味のないふりばかりしていては距離は近づかず何も起こらない。
年をとるにつれて自身のその辺の意欲も減退しているように感じるのも懸念点。

とにかく、本作での周&真昼のカップリングは自分が触れた恋愛もの・ラブコメものの中でも上位に入るうちの一組のように感じました。

それでは。

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