見出し画像

劇場版Gran☆Ciel Ⅴ【Road to No Ginger】

自身のヲタク人生を振り返った時に必ず思い出す場所が極寒の山中湖である…
Gran☆Cielもオリメンの3人が卒業を発表してからしばらく経つが、しえるとの遠征というものを振り返ってみた時に関ケ原や大阪は仕事で訪れるエリア内という事もあり遠征らしい遠征とは呼べないなという事を感じた

そうだ…栃木へ行こう…車で行こう…
鮮烈な経験は色褪せずに記憶の中で生き続けるものである「瞬間それが永遠なんだ」と誰かも歌っていた、これはGran☆Cielと過ごす最高の今を求めた男の記録😼

  • 9月5日

友人から9/10に8ホールで催されるCROWN POPの金沢公演へ誘われるもこれを断る
😼「しょうがないのよ、ぼくはぐらんしえらーだから」

  • 9月7日

近所のファミマにておつとめ品ワゴンに居るイワシカさんを発見する
😼「イワシカさんを…助けたい…」

イワシカさんを救いました
  • 9月9日

朝一で一件仕事を片付けて、遂に思いつきだけがモチベーションのノージンジャロードがはじまる
車で向かうという事以外何も決めずに適当に走る旅路


走行経路

420kmを7時間半ぐらいで移動
おねがい世代なので海ノ口駅に寄っていこうとWonderFiveを流しながら白馬村を抜け南下するも考え事をしながら走行してたら通り過ぎている案件が発生しちゃって悲しえる

姥捨SAより、ここで1句
推しメンを 想う旅路は 非日常

謎の峠を爆走し、長野道、上越道、関越道、北関東自動車道と乗り継ぎ初日の宿場、足利へ到着する頃には辺りは真っ暗

宿へ荷物を置き懐かしの街を散策、ぶらりと店の前に出てきたママンと目があいそのままぬるりと入店した居酒屋が美味しくてビックリした

いや本当に美味しかったんだよ

1日の疲労を感じながら飲むビール、常連で賑わう店内の喧騒が少し遠く聴こえるぐらいの酔い心地が気持ち良い

美川(よしかわ)、常連で賑わう古き良き赤提灯
常連で賑わう地元店らしい酷え下ネタが飛び交うカウンターだが酒を飲む為に生まれてきた食事にはマジで唸らされる
  • 9月10日

時代の潮流は作品に留め置く事は出来ない
作品に時を内包させようとしても、今というエネルギーは不可逆性そのもので、今を感じる為に今を生きるしかないのである

何を言ってるの?と問われればこれはにゃん魔さんがヲタクをやる上での信条のようなものである

足利という地はかつてらぶどるの24Lで訪れているが、その時に目にした足利美術館の展示にとても強い影響を受けている

朝の1番に足利美術館へ再訪した、原点を振り返ると共に自身の現在地を再認識する為である
やはり時が流れれば状況は変わるが、にゃん魔さんは楽しくGran☆Cielのヲタクをやっている

それだけ理解れば充分である

ちなみに色彩散歩の展示、普通に面白かったです

かつて足利市立美術館にふらりと立寄った事がきっかけで今のにゃん魔さんのヲタク観が形成されている


かつて足利大使館があった場所
クレープ屋もあの日の思い出も心の中で生きている

そんなこんなで内省的な旅路の末辿り着いた新生姜ミュージアム

遂に辿り着いた新生姜ミュージアム

見渡す限りピンクな館、お前も新生姜にしてやろうか?という社長の叫びが聞こえてきそうだが今回のイベントの発端となったまこねえ(まことおねえちゃんの略)をはじめ、社長の岩下さんや社員の皆さんからなにか人の暖かさを感じとり生姜湯を浴びた気分になった…いや飲めよ…


にゃん魔さんもピンク色に染まっている


きれいなおねえさんが設置されるとこうなる
(推しメェン…こと夢咲りりあさん)

肝心のライブだが、にゃん魔さんの夏は地元で開催されたかがやきフェスで終了しているので平常運転、つまり大はしゃぎするでなくじっくり見届けようのスタンスで構えていたのだが、Gran☆Cielさんが来賓としてお淑やかなライブを演るはずもなく、ステージから飛んでくる熱量にはやはり馬鹿になりかけてしまう

特に今回にゃん魔さんが、この遠征に並々ならぬ熱意をもって臨んでいる事を知っている推しメェン…とメィン…(夢咲、上丘)からはまるで「行くぞオラ!!」とでもいわんばかりの闘気をステージ上から投げかけられる

モチベーションを創出するのは自分の心意気ひとつであるが、それに応えてくれるメェン…が居るとアイドルのライブというのはまた一段と奥深さを増す

実際にこういう事を口に出したりしないのだが、やはりステージにしろフロアにしろ、人と人が対峙して成立するものなので人と人って部分で信頼関係が築けているかどうかで音の響き方は大きく変わってくるであろう

何も空間を揺らすのだけが音ではない、心だって震えるのだからね

DreamShipという楽曲で、推しメェン…の歌う「生まれ変わっても」というパートに心が震え何故か全身ピンクのおじさんがピンクの館で泣きそうになるという大事故を起こしたのは後日譚だからこそ書くのだが、歌が届くというか抽象的な言い方だけど音に共鳴する感じ、上手い下手の次元でなく、推しメェン…との絆があったからこそのものだったと回顧する


きっかけとなった人物でこの日の主役
まっこちゃん

もうひとつにゃん魔さんが感心したのが牧野さん
接した事がある人は満場一致で良い人だと思うであろう、本当に良い人なんだけども
牧野氏を見てて「人徳ある人ってこういう人を表すのだろうな」と感じた

まっこはんが嬉しそうでにゃん魔さんも嬉しかった

と何か中学生の恋愛模様の様な感想を述べたにゃん魔さんではあったが、この人が笑っていると嬉しい、これが牧野さんのアイドル性そのものなんだろうなと感じる

去年は言えなかった「お誕生日おめでとう」を直接伝えられて今回の遠征の目的はあらかた達成できただろう


やりきった後のピンクおぢ

先述した人の暖かさ、サプライズ演出に涙するまっこはんを見ててそれだけで今回の遠征は大成功だと感じた、改めてきっかけと機会を造ってくれた全ての人へありがとうである

なお家に帰るまでが遠征という訳で帰り道は中々に限界で壮絶な闘いを繰り広げていたのだが家に帰ってこの記事をまとめている今となっては全てが楽しえるな思い出である

最後に何故かお土産売り場で売ってた岩下の新生姜ファズを鳴らしてみて今回の遠征の締めとさせてもらいたい

今を君と生きている、これは感動ナミダの歌詞であるが数多の経験が絆となりそして音楽に深みを与えるのであるなと、そういう事を改めて胸に刻む遠征でした

2023 9.11 にゃん魔太郎


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?