文献

英語の文献、読んでますか?私は普段あまり読みません。英語以外の外国文学専攻だとあまり英語の文献ってなかったりするんですね。ごくたまに重要な文献もありますが。

母国の文学についてあえて英語という外国語で書く方が不自然なので、英語ファーストじゃないんですね。ここは多分文学の独特なところだと思います。いわゆる文系にまとめられる社会学や経済学も英語で論文執筆する人はたくさんいると思いますけど、国文学の最先端というか中心になってる論文ってやっぱり母国語の場合が多い。

だからって言って普段全然英語読んでないと、いざという時困っちゃうんですね。私は留学していたとき仕方なく英語の授業を受けていたんですが、全然英語の単語とか出てこないんですね。で、先生に「君は将来英語を使う予定とか無いわけ?」と聞かれるも、悪びれもせずに「ノー、全くありません」と答えるような人間です。それくらい英語を避けて生きているのですが、今英語で読まないといけない状況になっていて、しかも全然時間がない!

いっそ本を全部バラしてスキャンしてOCRしてDeepLにぶち込んでやろうかと思うくらいです。設備がないのでやりませんが。いやそれって文学研究者としてどうなのっていうのもありますが。かつて「英語は使いません!」って言い切ったけど、普通に勉強した方が良さそう。例えば日本の国文学において英語が中心になることってあるんでしょうか?全然その辺りの事情はわからないけど、最低限は勉強しておくのが良い。

と言っても、真っ当に勉強してきた人たちは英語も当然こなせたりするんですね。あーこわやこわや。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?