修士課程の時の生活

今日は研究生活の入り口、修士課程についてです。私は修士課程の時にどんな生活をしていたんでしょうか。

まず修士1年生の時は毎日授業があったので毎日とにかく8時半に大学に行っていました。朝から本を読むか授業の予習をするか。そして当時はまだ結婚していなかったので、バイトがある日は16時くらいに大学を出て、塾で講師をしていました。バイトは一日2コマか3コマを週2〜3くらいやっていました。バイトがない日は18時から19時くらいまで大学で勉強していたと思います。当時は彼女(=現在の妻)の仕事も忙しく、あんまり早く帰る必要がなかったのです。今振り返ると独身てめちゃめちゃ時間あるな。

修士2年になると必修授業はほぼなくなるのですが、大学は毎日8時半に行っていました。2年の時には学内の単発のバイトしかしていなかったと思います。ほぼ奨学金のみで生活していたのかな?ひたすら毎日本を読み、修論を進め、そして消していました。

私は修士から大学も専門も変わったのですが、ほとんど家と大学との往復で大学周辺の飲み屋に詳しくなることなく、今に至っています。まぁ、学部の時もほんの少ししか友人ができなかったので大学周辺には全く詳しくなりませんでしたが。

専門分野の変更というのはとても大きなマイナスで、そもそも私は文学部ですらなかったので、周囲に追いつくために、とにかく勉強時間では負けないようにしていました。大学受験生は1日○時間勉強したとかよく言いますけど、あんな感じです。量はとても大事です。日本語になっていない文献がほとんどなので修士の語学力では読むのに時間がかかるのです。文学理論に詳しくて文芸批評的センスがあっても先行研究をしっかり追わないと論文は書けません。実証研究が盛んな作家なら尚更です。

そんなこんなで2年間かけてたどり着くのが修士論文です。そして、大変でしたね〜〜〜って言って、酒を飲む。今はそれができないから悲しいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?