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ねぶの詩集2020/2021

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ラジオNIKKEI『私の書いたポエム』にて詠まれた私の詩の2020年、2021年分になります。自粛ムードが高まった時期ですが、だからこそより外向的な作品になっているように自分では…
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#ポエム

330.『加齢なる一年』

『加齢なる一年』 白髪は年々増えてきた 筋肉は裏切らなくても 関節にはうらぎられた オジ…

ねぶ
10か月前
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329.『幸せの回収率』

『幸せの回収率』 目先のことだけかんがえない 数字のことだけかんがえない 「得しないなら…

ねぶ
10か月前
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328.『本音』

『本音』 言いたいことはあるよ でも、言ってしまえば そこにいられないから ノド元まで出…

ねぶ
10か月前
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327.『友だち』

『友だち』 時の流れは早すぎて あっという間に20年以上経った ハタから見ればおじさんふた…

ねぶ
10か月前
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326.『推しあげたい』

『推しあげたい』 誰かを叩きながら 誰かを推せはしない 比べる必要なんてない そもそもオ…

ねぶ
10か月前
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325.『LOVEアラーム』

『LOVEアラーム』 「恋なんてもういいさ」 そんな風に想っていたのに 心に鳴り響くLOVEアラ…

ねぶ
10か月前
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323.『夕暮れ』

『夕暮れ』 りんごは赤く 木の葉も赤く まるで夕陽を 吸いとるように 染まっていく ふきつける風が 黄金色に染まる 稲穂をゆらす 見えない風の 足跡のように とても美しく どこかもの悲しい 秋の夕暮れ 2021年9月8日作 ラジオNIKKEI『私の書いたポエム』 2021年9月19日放送分

322.『総和』

『総和』 「-10000も+10000も 変わらぬ絶対値だから 同じだけスゴいでしょう」 屁理屈カ…

ねぶ
11か月前
8

321.『お勤め品』

『お勤め品』 夕方のスーパーに入ると 値引きシールを貼られた 品が自然と目にとびこむ 「…

ねぶ
11か月前
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320.『セツナ』

『セツナ』 勝手なマイルールを 他人に適用する人が増えている気がする 「良かれと思って」…

ねぶ
11か月前
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319.『夜を駆ける』

『夜を駆ける』 夜中に幹線道路を走っていると トラックとダンプカーが目立つ どこから来た…

ねぶ
11か月前
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318.『プロセス』

『プロセス』 解答を出すには過程がある 偶然に解答が合ったとしても たぶん次にはつながら…

ねぶ
11か月前
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317.『RPG』

『RPG』 見聞きすれば満たされるなら どこにも行かなくてもいい でも、経験を五感で感じるな…

ねぶ
11か月前
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316.『タテマエ』

『タテマエ』 建前が潤滑油になることもある でも、本音からかけ離れた建前は 空々しくて聴いてはいられない 綺麗に飾られた建前よりも いびつで醜い本音のほうが 人の心を動かすこともある 行動は心の表れだろう 行動を人に求めるなら まず心を動かさなければ フェイクニュースあふれる中で いびつな本音は稲妻のように 鼓膜を震わせ、心を響かせる 2021年6月14日作 ラジオNIKKEI『私の書いたポエム』 2021年6月27日放送分