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『星空』 響くのは風の音と虫の声 明かりは何ひとつない 誰もいない八甲田山で ひとり夜空…
『換気』 座禅をくんでも 多すぎる僕の雑念は 振り払うのが難しい でも、長すぎるドライブ…
『あしあと』 疫病、天災、醜聞と かなしいニュースであふれてる かなしいことばであふれて…
「シンパシー」 うまく言葉にできなくても 本音で言っているかなんて きっと子どもでも感じ…
『けしあと』技巧をこらすたびに 理屈をならべるたびに 言葉がひえる気がする つたない言葉の…
『ものさし』 「不要不急をひかえよう」 「死なない」ためには正解だろう でも、「活きる」…
『いつか』 いつか、したい いつか、みたい いつか、いきたい でも あしたはわからない いつかはこないかも いつだってあるのはいま だから いま、しよう いま、みよう いま、いこう いつか、くやまぬように いつか、わらえるように いま、できることだけでも いまのつみかさねのさきに いつかはまっている 2020年5月22日作 2020年5月24日ラジオNIKKEI 『私の書いたポエム』放送分
『言外』 文字だけでは伝えきれない 自分の思う自分の 幅は50%、深さも50% 全体の25%ぐらい 表…
『ひとりじゃない』 まわりにたくさんの人がいても 寄りそわれていると感じないなら 孤独と…
『360n°』 春夏秋冬、季節はめぐる 毎年、同じように過ごし 気づけば僕は歳をとった 目薬…
『洗浄強迫』 浮き彫りになる汚れ それを許さぬ潔癖症 目指すこの世は無菌室 物理的にもむ…
『借情』(しゃくじょう) 今もたいした人間ではないけれど 以前はもっとたいしたことがなかっ…
『夢みる頃をすぎても』 ひたむきに頑張っても かなわないことはある 皆の力をあつめないと …
