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今年の開花を終えて-「バラは丈夫」「地植えは楽」「想定外に大きくなる」

バラ栽培のサイクルでは、11月が年度末だそうです。
12月は葉をもいで仮剪定、1月は植え替えや誘引、2月が冬剪定。
春に向けていそがしくなります。

ミニバラを鉢→地植えして育ててみたことはありますが(生きてますよ!)HT等のバラを鉢栽培したのは今年が初めてでした。
初年度の感想は
「バラは丈夫」「地植えは楽」「想定外に大きくなる」
です。

バラは丈夫

2022年は梅雨に入って2週間後、35℃を超える猛暑が続きました。
近くで遮光栽培していたシュンランは根が腐ってしまい、その他の草類も干からびるものがある中、バラは元気に生育し、花もつけていました。
また、8-9月にコガネムシ食害を受けたアンナプルナも11月には葉を元通り以上に茂らせ、12月中旬の仮剪定まで花をつけていました。
ナエマやポールセザンヌ至っては、12号鉢に根がびっちりと生えており、仮剪定後のチェックで根かきをして数匹のコガネムシ幼虫を発見しましたが、根鉢は固く、枝葉の状態も立派でした(コガネ幼虫がいなかったら根つまりしてたのでは……)
さらに言えば、7月以降、黒星病が出やすいメイのほほえみ以外、薬を散布していませんが、病気で葉を落とすバラはありませんでした。

地植えは楽

地植えしたミニバラは、水も薬品も肥料も与えなくとも一年中花を咲かせます。ただ、虫の食害にはあいますが……
接ぎ木用に拾った野バラも植えてみましたが、これも虫に食われながらぐんぐん伸びています。
一方、鉢バラは7月から9月までは毎日水やりが必要ですし、その他の月も毎日鉢をチェックして数日毎に水やりが必要です。肥料も月1の固形肥料と各種液肥が必要。この労力の差は大きいです。

想定外に大きくなる

日当たりがよいところで栽培していますが、鉢栽培ならカタログスペックほど大きくならないだろうという考えは甘かった……
夏まではそこまで大きくならないのですが、夏に貯めた養分を使って秋に大きくなります。結果、仮剪定前の高さはバラの家などのカタログスペック通りだし、横幅も細い品種で50cm(レントラー)、横に広がる品種(アンナプルナ、ルシファー)では120cmにもなりました。
もちろん、大きくなった分、沢山花が咲きます。

12月からの作業が忙しくて、11月の下書きをほったらかしにしていたのですが、四季咲きHTは草に比べて丈夫でよく咲き、目を楽しませてくれました。
来年もきれいな花を見せてもらえるよう、お世話頑張ります。


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