【GGST】初心者だけど格ゲー楽しんでる

冬コミの原稿から逃げているからというのもあるが、結構楽しんでいる。

25時間。真面目にオンライン対戦しているという意味では格ゲー歴はここだけかも
(MBTLは70時間くらい遊んだがソロ+身内としかやってない)

格闘ゲームといえば初心者に優しくないだとか衰退がどうだとか言う声が聞こえてくるジャンルではあるが、飛び込んでしまえば相応に楽しい部分もあった。
以下は散文的な感想とか。

意外と勝てる

まあ言っちゃえば楽しめている理由はほぼコレで、オンライン対戦でもGGSTは結構勝てている。おそらく今さっき始めた人間でも3割くらいは勝たせてもらえる。

別に自分も特段上手な人間ではない。幸いMBTL購入に合わせて気合を入れてレバーレスコントローラーを買ったので昇竜や波動はなんとか入力できるが、632146コマンドは3割失敗するくらい精度がひどいし、コンボもさっぱりつながらないし、ロマンキャンセルを試合中に使ったことがほぼないくらい終わっている。が、なんだかんだ5割近くは勝っている。

格ゲー自体のプレイ歴もほぼGGSTだけみたいなもんで、MBTLこそ70時間くらい遊んだことになっているが半分はシナリオ読んでるか曲を聞いてた時間だし、オンライン対戦は10戦と遊んでいない。
DNF DUELも誘われて買ったが結局ほぼ起動していない。

GGSTのランクマッチシステムは1~10Fを登っていき、その上の天上界が事実上ランク最上位という形になっているが、過剰に強い人間と当たり心をおられることは少ないように思う。
理由はあまりわからないが、天上界に行った人間は下に落ちてこないらしいのでそのあたりの事情なのだろうか。
スマブラの逆VIPでもほとんど勝てないくらい対人アクションは終わっている自覚があったがGGSTは意外とそうでもなかった。下の裾野が広いように感じる。

普通のランクマッチ(というか、自分がDCG出身なのでDCGのランクマッチを想像して)の感覚で行くと、「結局ちょっとコンボ覚えたくらいで天上界放り込まれてボコボコにされんだろうな」みたいな感じで遊んでみたら、意外と6Fくらいに放り込まれて8Fくらいまで上がってはまた叩き落されるみたいな遊び方ができている。

少なくともシナリオが読みたくて買ったMBTL(C帯でも普通にボコボコにされる上にマッチングが成立することが稀)やDNF DUEL(誘われて買ったはいいがブロンズ帯から意味わからんコンボ精度の人間しかいなかった)に比べると、遊ばせてもらえている感覚はある。

ぜんぜんRCわからん

これは実績空いてるのに
これが終わってないのはGGSTをナメてる

実績からわかる通りロマンキャンセルが一切わからないのでGGSTのシステムや強い行動を1mmも理解できていないと思われるが、それでも格ゲーを楽しんでいる。

使っているキャラがポチョムキンなのでロマンキャンセルと相性が悪いと言い張っているが、原稿から逃げ出して見たプロの動画では死ぬほどロマンキャンセルを使っていたのでこれはおそらく僕が下手なんだろう。

対処法がわからん

対戦アクションゲームの初心者~中級者帯に読み合いの概念はほぼない。
読み合いというのは敵と自分がじゃんけんの手を理解しているから生じるものであって、相手がチョキを知らないせいで永久にグーが通る様子はじゃんけんとは言わない。自分がチョキを知らなくて死ぬパターンもあるし、グーを出し続けているパターンもある。

今課題になっているのはレオのすり抜けながら後ろ回って斬ってくるやつ(名前すら知らない)で、ガード方向が変わるので受け続けることが不可能で困っている。
なんかいい感じのところで6Pを撃つとたまに通るのでいい感じのところで適当に暴れているがどう考えても分の悪い勝負で困っている。

逆に起き上がりに一生近Sを重ねているだけで勝つ回もあるし、相手の空ダを一生6Pで咎めているだけで勝つ回もある。
こういうやり取り……つまり、知識差で勝っている・負けている瞬間は、格ゲーの楽しいところの一つであるのかもしれないなあ、と思った。

それ見えねえよと思ってたけど

御津闇慈の烈火の最終段が下段と中段の択になることがあるが、当然見えない。たまに止めて走って投げてくることがあるが、見えるわけがない。

テスタメントの遠くから自分の頭上に幽霊を落としてくるやつ(?)は中段のようだが、当然見えない。

アクセルの遠くから投げてくるやつ(地面に鎖ぶっ刺してるのかな?)も当然見えない。

各種当然の権利のように知らないと意味不明にしか思えないような性能の技をぶっ放してくる。最初は「見えねえんだから無理じゃん」と投げ出していたが、遊んでいると意外とそうではないことがわかってきた。

初心者~中級者は通る行動をパなしがちだと思う。自分がそうなんだから当然横の人間だってたぶんそうだ。だから、気を張って「これが来るかもしれねえ」と考えながら待ち構えていると、それが判断できる瞬間がある。

この時事前に決め撃っていた対処法が出せるようになると、逆にその強行動だと思っていた行動をカモれるようになる。今はその瞬間が楽しくて格ゲーを遊んでいる。

見えないと思っていたのは見てから行動を決めようと思っていたからで、例えば「御津闇慈の烈火の最終段はそもそも下段のが発生が早いから下段ガード入れっぱにしてからいい感じのところで立って中段のタイミングでは立ちガードに変更して、走ってくるパターンを入れてくるかもだからガード音聞こえなかったら6Pパなす」で結構対応できるようになった。

最終段を見てからしゃがみ・立ちガードor暴れの3択を判断するのは人間には不可能に感じていたが、そもそも適切な対処を知っていれば不可能なタイミングでの判断は不要だったのだ。(これが最適な対処かは置いといて)
考えてみればプロゲーマーも同じ人間なので身体スペックが高くて見えるとかそういうことがあるわけ……いや多少はあるかもしれないが、全部が全部そういうアレではないはずだ。
正しい知識と手癖で判断速度を上げていくことで反射神経の多くはカバーできるように感じている。格ゲーは反射神経が遅い自分には無理だと諦めていたのがもったいなかった。

それでも無理なもんは無理だが……レオとジオヴァーナ早すぎるし見分けつかねーし無理なんだけど?
アレどうすんだろね。知識でなんとかなんの?

投げキャラは楽しい

見た目がかっこいいという理由でポチョムキンから使い始めたが、非常に楽しい。
ストーリーを全く知らないので未だに彼が何者なのか、そもそも人間なのかどうかも知らないが、かっこいいもんはかっこいい。

一回なんかでコケさせて起き上がりに合わせて近Sを入れているとそのうち相手が起き上がりにガードすることを「学習してしまう」ので、そろそろガードを覚えてくれたかな~~というタイミングで唐突にポチョムキンバスターを重ねるのを非常に楽しんでいる。たまにコマンドをミスって死ぬのはご愛嬌として。

コンボ練習が苦手な自分にとって当座はコンボが重要ではないキャラクターが性に合っているというのはあるだろうが、デカくてリーチが長くて投げが強いというわかりやすい強みを持つキャラは動かしていて楽しい。

その分五分の状況から攻める性能は低いように感じているものの、結局攻めるのは操作が難しいためどうせ出来ない(空中ダッシュから適切な固めみたいなのはMBTLでもできなかった)ので、今のところはあまり問題とまでは感じていない。

ゲーミングお嬢様の影響で投げキャラはクソという知識だけが入っていたが、少なくとも自分にとっては救いの神だった。

今後の課題とか

あまり天上界到達の名誉をモチベーションにして遊んでいないのが逆に気楽に遊べていてよいと感じるので、ランクの上下は気にせずに「今食らってるアレに対応する方法」みたいなのを一個一個覚えて扱えるようになっていきたい。

さしあたってはレオのあのすり抜けてくるやつ。マジでアレなんなの? 対処法をご存知の方は教えてください。割りとマジで。

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