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ソルフェージオ

 日本(特にピアノ業界)ではソルフェジェットと呼ばれることが多いみたいですが。特に子どものピアノ大会の課題曲(というか賞を狙いに行く曲)に使われることが多いようですが。

 大バッハのお子さんの作曲みたいですが。複数の単旋律が組み合わさった曲で、バロック時代の雰囲気がいい感じで、簡単そうでそれなりに(というかかなり)難しい曲になっており。単旋律が3本4本重なるのって、簡単に聞こえるけど、それと右手と左手と足鍵盤と(下手すると4本目の足とか)使って、結構面白いくらい難しいのです(笑)。

 で、イベントではみんな早弾きするんですよ。早弾きは弾く立場からすると恰好いい。でも曲を本気で聴く側からしたら、どうなんでしょうか。ワタシはずっと弾く側だったからどうしても「自分がどう目立つか」って考えていたんですが、チャルダッシュとか演奏者の自己満足を見るにつけ「お客さんのことを考えない演奏ってどうなんだろう」って思うようになったわけです(プロミュージシャンじゃないですが(苦笑))。
 同じように専門家の研修講師って偉そうで、かなりうさんくらいなあと(苦笑)。ええ、私もやっています。「自分は専門家と思いたい
ので「自分より専門家じゃない若手」に対して「お前らは一人前じゃない」といいたくなるわけです。

 でもそんなのは本人の判断であり。
 自分自身の感覚を信じて、「より成長」を目指さねばいけないのではないか、と。

 

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