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スタートの4月

 本年度も、新たに2家庭の親子留学のご家庭、8名の新入学のお子さんを迎えて、この4月スタートできることに感謝申し上げます。また、新たに着任された先生方におかれましても、これからお世話になります。よろしくお願いいたします。
 さて、昨年度末の総会では、我々PTA会員は子供たちが健全に育つために集まった「教育連合」ですと、お話ししました。本年も連合隊として、お互いに協力して参りましょう。
 本年も、学校教育はもちろん、放課後子ども教室、村営塾げん、昨年以上に取り組んでまいります。あと、各年実施の海外研修ですが、今回も国内、沖永良部島へ7月31日から3泊4日、7・8年生合同で行ってきます。詳細また機会を設けて説明させていただきます。ご協力お願いいたします。
 今回は、根羽も所属する、下伊那地方の方言の話をしたいと思います。テレビ、インターネットの普及のせいか、最近の子供達はあまり方言を話さないなあと思います。
 言葉は生き物でどんどん変わっていくのが常ですが、若干寂しさを感じています。
 私は飯田市の出身なので、根羽の言葉とは若干違うかと思います。安城の皆さんには独特に響く言葉かも知れません。
 私は好きなので、積極的に使いたいと思っています。これも方言で言うと、「好きだもんでたいへんつかワット思っとるんだに。」となります。一人称は男子も女子もワシです。ふてくされるのは「きぶる」ですし、調子に乗ることはイキレル、怒り散らすのは「グザル」です。汚らしいのは「ビショっタイ」ですし、捨てることは「ビチャル」です。根羽では「ブチャル」ですか?ネガティブな言葉だけではありません。物事がうまくいった時に言う鉄板ワードが「おかげだに」です。特に誰かに何かしていただなくても「おかげだに」といいます。野菜が上手に出来れば「おかげだに」受験に合格すれば「おかげだに」です。あえて言うなら、「お天道様のおかげだに」と言ったところでしょうかでしょうか。感謝の心を忘れないと言う意味で私の好きな言葉でもあります。
 教育に関する言葉もあります。成長することは「ひとなる」と言います。漢字を当てると人に成るでしょうか。あるいは人に慣れるかも知れません。オギャアと生まれた赤ちゃんが人に成る。或いは人であることに慣れる。皆さんはどう感じるでしょうか。
 あと、しっかりした人を表す言葉に「みやましい人」と言う言い回しがあります。
 根羽の子供たちは、イキれたりきぶらずに、みやましく、人なって欲しいものです。
 ワシらも、ずく出して、みやましく居たいものです。

 と、慌ただしい年度末、年度始め。PTA総会での挨拶をそのまま載せて、お茶を濁しました!

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