Zoom Developer Forum とサポートチケット
本記事は「 Zoom の API / SDK を使ってみよう! by Zoom Advent Calendar 2022 14日目」の記事です。
前書きと直面した問題
本来、Advent Calendar用の記事として Zoom Meetings API を使って Rooms - Get Sensor Data を利用した記事を書こうとしていましたが、下記のエラーが出ました。
{
"code": 1012,
"message": "Room does not exist: 9GAd3augQ8GuKbMiugthgQ."
}
他のGET Methodでは問題なく動作すること、Zoom ダッシュボード上では該当するデータが取れることから、何か私が根本的勘違いをしているかデバイスが対応していない、APIに何か問題があるなどが考えられます。
こういったトラブルシュートとして API Reference で利用しているスキーマに問題がないかを確認します。
https://marketplace.zoom.us/docs/api-reference/zoom-api/methods/#tag/Zoom-Rooms
次に、インターネット上のリソースを確認します。こちらの YouTube では、私がテストで利用している Neat Bar を利用していることから問題がないことからデバイスの対応には問題がないことが確認できました。
Zoom Developer Forum
Zoom APIやSDKを利用する際に使えるリソースとして Developer Forum、開発者コミュニティがあります。
以前私はここで、Zoom Rooms - Mute/UnMute の対応を確認したことがありました。
同様に、情報を得られないかと思い、試した内容などをまとめてフォーラムにポストしました。注意する点として、フォーラムはタグにより動的に振り分けられており、今回のように API について聞く際は「API and Webhooks」を忘れずにタギングすること、フォーラムのコメント欄に必要な情報やガイドラインがあるのでできるだけその情報をカバーすることが挙げられます。
実際に今回の件でポストした内容は下記になります。12月20日現在、残念ながら、回答は得られていません。
私は有償の Zoom ライセンス契約があるため、3日待って回答がなかった時点でチケットもオープンしています。確実な回答が欲しい場合の1つの手段となりますが、サポートチケットは開発者サポートではなく、製品の不具合サポートであることを念頭に上記以上にステップバイステップの情報を入力しています。
まとめ
Developer Forum もサポートチケットも英語で記入することが解決の近道になります。問題を簡潔に記述しないと、不毛なやり取りが続く可能性もありますので、他の解決済みの投稿も参考にしつつ情報は入力します。間違ってもクレデンシャル情報やTokenを入力しないようにしましょう。一方で、ユーザーやルームのID情報は問題解決の手助けになりますので、問題がない限りは最初から共有した方が良いかと考えます。
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