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Microsoft Teams Rooms/Teams Panels/Teams Display で必要なライセンス

Microsoft Teamsビデオ会議デバイスで必要なライセンスの考え方

Neat デバイスを Microsoft Teams で利用する場合に必要なライセンスは下記にまとめています。

これらの詳細について説明します。

Microsoft Teams Roomsライセンス

Neat Board, Neat Bar, Neat Bar Pro に加えそのタッチコントロールであるNeat Pad をカバーするライセンスです。ひとつのMicrosoft Teams Rooms ライセンスで Neat Bar + Neat Pad の構成をカバーできます。さらにMicrosoft Teams Rooms ProライセンスではTeams Panel (Neat Pad)も利用できます。

2022年に、Microsoft Teams Rooms Standard/Premium ライセンスはMicrosoft Teams Rooms Basic/Pro ライセンスに移行しました。
また、ユーザーライセンス(E3/E5など)は2023年7月1日以降、Teams Rooms に対して利用できなくなります。

https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-teams-support/staying-compliant-get-ready-for-microsoft-teams-rooms-licensing/ba-p/3776926

Microsoft Teams Rooms Basic と Proの違いについて、Microsoft Teams Rooms on Windows と Microsoft Teams Rooms on Android での現状の機能差分をベースに表にしたものが The Graham Walsh のブログポストにあります。ただし、Windows / Android の機能差分は今後埋まっていくことが考えられるので、将来を見据えたライセンス選定は必須と言えるでしょう。

Microsoft Teams 共有デバイス ライセンス

Microsoft Teams Panels や、個人に紐づかないMicrosoft Teams Displays利用で適用可能なのがMicrosoft Teams 共有デバイス ライセンスになります。こちらは、「共用エリア電話」の後継ライセンスとなっており、Microsoft 365 管理センターの翻訳では「共用エリア電話」のままになっているのが注意点です。

Microsoft Teams Panels
- Teams Rooms Pro ライセンスの入ったデバイスとペアリングとして使う場合は追加ライセンス不要
- Teams Rooms のない部屋ではMicrosoft Teams 共有デバイス ライセンス必要

Microsoft Teams Display
- 個人利用ではユーザーライセンス
- ホットデスクとして共用エリアデバイスからログインして利用するにはベースライセンスとしてMicrosoft Teams 共有デバイス ライセンスを適用し、そこにTeamsライセンスを持つユーザーがサインイン

Microsoft Teams Displays ホットデスク



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