はじめまして皆さん、ねあです。 このnoteを見てくださってありがとうございます。普段は投稿やSNS等利用する時は“いいね”と“RT”ばかりしているROM専でした。しかし、“書く力”を鍛えたいのと“自分の過去”と向き合いたいと思ったのをきっかけに、noteで少しずつ書き込みをしたいと思い始めました。 現在、古都の京都で青春を謳歌し、カメラと映画と本をこなよく愛する大学生です。最近はコロナ禍で興味本意で始めたジャム作りやビーズアクセサリーにハマりながら、残りわずかな京都での
薪に残った火を染み広がせた様な夕焼けだった。 灰色の雲が煙突から黙々と立ち昇る煙を巻き上げ、遠くから鴎の鳴き声が聞こえる。 ミャアミャアと鳴いて、不規則に吹き荒れる潮風に全てを委ねる。 その姿が浅ましくも羨ましくも思えた。 三日前までは喪服の大行列だったが、遺言に記されていた通り親類と生前の年来ある友人等何人か招いての火葬が行われた。焼却炉の煙突から煙は止めどなく立ち昇り、大人達は終わる時間がくるまで小声で世間話に耽っている。 私一人では到底開く事が出来ない、この
こんにちは皆さん、ねあです。 梅雨になり気が滅入りますが、窓越しから聞こえる雨音に不思議と癒されます。 民法改正により、2022年4月1日以降から成人年齢が18歳に引下げられましたね。私は20歳で成人した前世代なので、18歳からもう“大人”として見られると考えるとなんだか早いのではないのかと感じます。人生最初の節目と言われる成人式、大人になった折角の晴れ舞台に振袖や袴を着たのではないでしょうか。 そんな人生の節目を祝う成人式、私はある決心をしていました。 それは“成人