2024/8/16 登山記録_三瓶山
中央アルプスへ行こうと思い色々準備していたものを台風が全て吹き飛ばしてしまったため、晴れ予報が確定している山陰地方へ足を伸ばし、名山をハシゴしてきました。まず初日は三瓶山(さんべさん)、1,126m。
まとめ
6つのピークがコンパクトな範囲に並び立っており、縦走が楽しい。女三瓶山~男三瓶山の間はやや道が荒れ気味なので技術・体力・装備をしっかり準備すること。ただし縦走にこだわりなければライトな登山道もあるし、なんならリフトを使えば2分ほど登れば絶景が堪能できる、懐の広い山でした。今度子供を連れて行ってみよう。
詳細
いわゆるカルデラの地形です。火山活動によりできた大きな凹地(地図上では「室内池」)があり、その周辺にピークが並んでいます。今回はこのピークたち(A~E)を一筆書きするように歩くルートを選定しました。
車で山道を走り、午前4時に麓の東の原駐車場に到着。2時間ほど仮眠取って6時から登り始めました。
登山口から30分ほど登るとリフトの頂点に到着。振り返ると雲海が。これ見れただけでも来た甲斐がありました。
すぐに女三瓶山へ行くつもりでしたが、太平山にちょっと寄り道。これから行くピークたちを一望しておこうかと。地図を事前に見て「こんな地形かな~?」と予想しながら来ましたが、予想通りの地形が見えてきたので満足。
女三瓶山にサクッと登り、男三瓶山方面に向かいます。「道が荒れているので危険です、知識と経験ある人が自己責任で入ってね」という看板がありました。つい最近滑落でお亡くなりになった方もいるので仕方ないのかもですね。
ほどなく男三瓶山頂に到着。結構ガスに覆われてますが、凹地の池をかろうじて眺められました。
次に向かう子三瓶山を見ながら下っていきます。この下りがかなり急で、かつ崩れ気味で岩や石がゴロゴロしていたのでヒヤヒヤしながら下ってきました。で、振り返るとこれまで歩いてきたルートが一望できます。これが縦走の楽しみの一つですよね~。
特にこれから歩くルートが見えるのが好きです。ゲームの話になりますが、2D-STGでボスが低高度で飛んでいる様子がチラっと見えるような演出を思い出します。
※分かる人にだけ分かれば良いのですが、バトルガレッガのStage5やタイトーSTGでよくあるパターンですよね
暑さとまとわりつく虫にげんなりしつつ、子三瓶山・孫三瓶山のピークも踏んで太平山に戻ってきました。コースタイムは約6時間。約3.0Lの水を持っていき、2.5L消費しました。熱中症の症状も出ておらず、順調順調。
足の調子はまだまだ大丈夫でしたが、明日は大山に登るので体力温存のためにリフトに乗って下山。これはこれで楽しい。
下山後は温泉で汗を流して鳥取・米子方面へと移動。翌日は大山に登ります。
そういえばお花もキレイでした。花の名前はこれからおいおい覚えていきます。