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読書日記。『ひと』

小野寺史宣著『ひと』。

読み始めたばかりで、まだ5分の1も読んでいない。でも、もう好きだとわかるw。そもそもタイトルが好きだし。

20歳の主人公の過酷な状況すら、未来への希望に満ちているように感じる。年齢や経緯は違うものの、突然訪れた “孤独” と向き合い、“個人“ としてどう社会に関わり、生きていくのか。興味津々。

始まりは商店街の惣菜屋。しかも真摯な商売ぶり。それだけでもうぐっと来る。社会との接点なんて、小さければ小さいほど体温が感じられていい。もちろん、程よい距離感は必要だ。節度ある関係でなければ息苦しい。

主人公が出会った『ひと』は、まだ少し。関係も浅い。まだまだ、観察と紹介段階。ここからどう変わって行くのか楽しみ。今晩には読み終えるかな。

『タクジョ!』が読みやすかったので、敢えて続編ではなく、違う作品を買ってみた。それが面白いということはこの作家さんとは相性がいいw。実はもう1冊購入済み。しばらく作品を買い続けそうな予感。

ああ、小説っていいよね。読書、バンザイ!

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