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go to heaven

昨日、内科の待合室でカヌレの電子本を読み、基本を頭に叩き込んだので、今日は試作をしよう。

そんな呑気な日々なれど、今日から服用薬がまた増えた(お試しだけど)、よれよれのおばあちゃん街道まっしぐら。ホルモンとはあな恐ろしや。超低血圧だったわたしが降圧剤を服用する日が来ようとは…。

豪雪・厳寒の雪国住まいだというのに、昭和半ば築のわが家には断熱材も断熱ガラスも無い。屋内も外気温並みの寒さとなる冬が来る。暖房の効いた部屋とそうでない空間の急激な温度差で血管が破裂してバッタリ突然死する前に、一度試してみるのもいいと思って。

とはいえ、副作用も心配なので、まずは「低濃度(?)、かつ、効果が出そうな最短期間の服用で様子を見たい」とかかりつけ医にリクエスト。

病気は、なるべく早く見つけて、変えられる生活習慣は変えて、できるだけ薬に頼らずに悪化を防ぎたい。もちろん、ガンのような自分の手には負えない病気は、きちんと説明を聞いて納得して選択したら、とっととプロの手に委ねて信じ、最良の道を最速で進む。

ガンを経験してから、自分の体の変化に敏感になった。あれほど縁遠かった病院にもまめに通っている。老化には抗えない。若さに任せ、健康を過信して、自分の体を散々酷使して来たことは自分がいちばんよくわかっている。いまはもう、労って、大事に使って、少しでもよい状態で長持ちさせたい。

人は誰だっていつか死ぬ。それは仕方のないこと。

両親を見送り、多くの高齢者の現状も目の当たりにして、死への恐れより、生きているうちに自由を奪われる怖さを知ってしまった。願わくば、死に方も、死に場所も、自分で選びたい。

自らの意思が尊ばれない幕引きなんて真っ平ごめんだ。

自分らしく生きて、自分らしく死にたい。最期まで、美味しく食べて、飲んで、働いて、旅して、ああ、楽しい今世だったな、と笑って逝きたい。

目指せ、大往生(^^) 

天国に行けるかはわからないけれど、安らかな心でおさらばしたい。心臓が止まっても耳は聴こえているそうだから、その時、藤井風くんの音楽をかけてもらいたいなぁ。遺言しとこ。

画像は、京都・東本願寺で眺めた空。

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